sumika MV撮影用に選んだ衣装を監督から「これは違うね」とダメ出し…そんな時は?
2024.8.31 16:003人組ロックバンドのsumikaが8月23日深夜放送の『バズリズム02』に出演。MV撮影におけるアーティストと監督の関係性について語った。
この日は7月20日に代々木第一体育館で行われた『バズリズムライブ』DAY2の模様を放送。今年、夏フェス15本に出演したsumikaがライブパフォーマンスと共にトークコーナーにも登場。“今年上半期に買って良かったモノ”を紹介した。
ヴォーカル片岡が紹介したのは、古着屋で見つけたという映画『リリイ・シュシュのすべて』のTシャツ。映画自体「元々好きだった」というが、「公開された時期が2001年で、僕はその時にバンドを組んで、初めてオリジナル曲を作り始めたので、(これを着ていると)その時の気持ちを思い出せる」のだという。
バカリズムが「音楽活動に影響はあるんですか?」と聞くと、片岡は「曲を作り始めた時期って学生で、“無敵”の気持ちで作っていたので、周りの人の意見を聞かないというか。自分が全て」と当時の心境を語り、そのTシャツを着ると“いい意味”でメンバーの意見を聞かないという。それを受けてバカリズムが「じゃ、これを着ている時は“要注意”ってことですよね」とメンバーに振ると、2人は「そうですね」と答え、スタジオは笑いに包まれた。
続いてキーボード小川がピックアップしたのは、1.5リットル入るボトル。「何がいいかって、朝7時とか9時とかに、これだけ飲んで下さいねって書いてある」と、飲む目安の時間と量が目盛りで記されているところがお気に入りだという。番組MCのバカリズムから「ライブ中は(近くに)置いとくんですか?」と問われると、「さすがに“あいつめっちゃデカいの飲んでる”って、そっちばっかり見られちゃうんで(置かない)」とのこと。
最後にドラム荒井が取り出したのは、帽子。「元々、MVの撮影の時にスタイリストさんが用意してくださった帽子の中の一つで、これを被ったら自分ではしっくりきた」という。テンションが上がった荒井は「自分で“似合ってる”と思える帽子がなかなかないんですけど、すごく似合ってるから“今日これがいいです!”」と監督に提案したのだが、「監督に“これは違うね”って言われて」と、あっさり却下されたと告白し笑いを誘った。
そんな悲しい逸話のある帽子だが、荒井は「個人的には気に入ったので買わせていただいた」と大変気に入っているようだった。
一方で荒井は、「どうなんですかね?立場的にゴリ押してもいいのかな」と、その時自分の意見を押し通して良かったのか疑問に思った様子。すると片岡が「俺がこれ(周りの意見を聞かなくなるというTシャツ)を着てれば良かったのかな」と、再びTシャツを取り出してスタジオは大爆笑。バカリズムも、「意見を通したい時は、これ(Tシャツ)を着るといいですよね」とコメントした。