タツノオトシゴ夫婦の“出産”なるか お腹から赤ちゃんが飛び出る奇跡の映像を撮影! 『DASH海岸』

2024.9.30 11:10

TOKIOの城島茂、同志社大学助教の桝太一、SixTONESの森本慎太郎が29日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。タツノオトシゴの出産を成功させるべく大奮闘した。

神奈川県・三浦半島の先端にある城ヶ島の海に“龍宮ハイツ”という名前の住み家を設置し、見事タツノオトシゴのお見合いを成功させた3人。タツノオトシゴは、メスがオスのお腹に托卵(たくらん)し、孵化(ふか)した赤ちゃんが腹から飛び出す形で出産する。海洋環境専門家の木村尚さん、城ヶ島ダイビングセンターの木下剛さん、三和漁業協同組合の石橋英樹さんの協力のもと、その様子に密着することに。

オスは龍之介(りゅうのすけ)、メスはお龍(おりょう)と名付けられた夫婦。問題となるのはエサだ。腹の中の赤ちゃんが元気に育つよう、龍之介パパは動物プランクトンを食べなければいけないが、龍宮ハイツにはそのエサが少ない。

そこで城島が発案したのが、海藻をハイツに配置すること。タツノオトシゴは海藻を食べないが、バクテリアに分解された海藻は微生物を呼び込み、動物プランクトンも増やすことができる。海洋を研究する桝は「腐食連鎖を起こそうとしてるわけですね」と、城島の専門家顔負けの発想に舌を巻いた。

海藻を仕掛けてから3日後。龍宮ハイツの設置から18日目。ハイツの周りにはたくさんの微生物が集まり、多くの魚たちの姿が。桝が水の中を顕微鏡で見たところ、動物プランクトンのカイアシを確認。カイアシ類はエビの仲間で甲殻類。12,000種類いると言われ、あらゆる海洋生物のエサとなり海の生態系を支えている。これで龍之介パパのエサは確保。

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