イケメンの写真を持ち寄り会議?ディズニー史上もっとも魅力的な男性キャラが誕生『塔の上のラプンツェル』
2024.10.11 12:40日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。
金曜ロードショーでは10月11日から2週連続で、ヒロインが勇気をもって大冒険を繰り広げるディズニー作品を放送。
1週目の10月11日は、グリム童話の原作をディズニーが新しい視点を加えてアニメーション化した『塔の上のラプンツェル』が本編ノーカットで登場する。ディズニープリンセスの中でも、大人気のキャラクター・ラプンツェルの初めての大冒険と恋を描く冒険ファンタジーの傑作だ。
18年間一度も塔の外に出たことがなく、外の世界に強い憧れを抱いていた少女・ラプンツェル。ある時、彼女が暮らす塔に大泥棒のフリンが現れ、ラプンツェルは新しい世界への一歩を踏み出すのだが…。
傷をいやし、人を若返らせることができる、長さ70フィート(約21m)もの長い金髪を持つラプンツェル。
ラプンツェルの髪は、ストーリーの重要なカギを握るだけでなく、彼女の潜在能力や、生命力の象徴でもあるのだ。
本作で大きな課題となったのは、その髪をいかに魅力的に描くかというところ。
製作総指揮のグレン・キーンは、ボリューム感があって優雅なカーブを描く、美しくナチュラルな髪にこだわったという。
例えば、ラプンツェルが髪をつかんで投げたり、ロープのように使ったりする場面では、アニメーターが髪の構造を模した147本の長いチューブを手動で動かして、それを最終的に14万本の髪の毛に変えていくという時間と手間のかかる作業を要したのだとか。
他にも、シャンプーのコマーシャルを見たり、6フィート(約1.8m)の髪を持つモデルを観察したりなどして芸術性に磨きをかけていったのだそう。
一方、ラプンツェルの相手役、大泥棒のフリン・ライダーのキャラクター作りにも徹底したこだわりがあったようだ。
フリンをディズニー史上もっともハンサムで魅力的な男性主人公にするため、女性スタッフがお気に入りのイケメンの写真を持ち寄って、好みの男性について意見を交わすという会議が開かれた。
「男の私にとっては、とてもキツイ会議でしたよ」と当時を振り返るバイロン・ハワード監督。こうして魅力的な究極の男性が誕生したのだ。
そんなエピソードを踏まえて、キャラクターに注目すると、さらなる魅力が見えてくるかも…?
【ストーリー】
お尋ね者で魅力的な大泥棒フリン・ライダー(声:ザッカリー・レヴィ)は塔に忍び込み、ラプンツェル(声:マンディ・ムーア)に捕まってしまう。約21mの金色に輝く髪を持つ少女ラプンツェルは、長い間、塔に閉じ込められていた。好奇心旺盛で外の世界に憧れているラプンツェルは、塔から出るためにハンサムなフリンと取引をする。警護隊長の馬マキシマスと頼もしいカメレオンのパスカル、そして酒場の荒くれ者たちの力も借りて、ラプンツェルとフリンの大冒険が始まる!
『塔の上のラプンツェル』(2010米)
監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
製作:ロイ・コンリー
製作総指揮:ジョン・ラセター、グレン・キーン
脚本:ダン・フォーゲルマン
音楽:アラン・メンケン
声の出演()内は英語版
ラプンツェル:中川翔子/歌:小此木麻里(マンディ・ムーア)
フリン・ライダー/ユージーン・フィッツハーバート:畠中洋(ザッカリー・レヴィ)
ゴーテル:剣幸(ドナ・マーフィ)
スタビントン兄弟:飯島肇(ロン・パールマン)
フックハンド:岡田誠(ブラッド・ギャレット)