King & Prince髙橋海人「人生の中の大事な日だ…」152年前のレシピで日本最古のカレーを再現も苦手なある食材に大苦戦

2024.10.28 12:00

King & Princeの永瀬廉と髙橋海人の2人がMCを務める『キントレ』が10月26日に放送され、髙橋が新企画で最古のレシピを使った料理の再現に挑戦した。この番組はお金にまつわる疑問を体当たりで解決し、人生に必要なお金の感覚を養っていく新経済バラエティー。

番組では、最古のレシピをもとに現代にその味を蘇(よみがえ)らせる新企画『最古クッキング』がスタートし、髙橋が最古のレシピの味や、再現にかかる金額を探求。今回はレスリング女子で五輪二大会連続銅メダルを獲得した、タレントの浜口京子とともに、152年前のレシピで日本最古のカレーの再現に挑戦。2人は、最古のカレーを紐(ひも)解くため、カレー研究の第一人者・井上岳久さんのもとへ。

そもそも現代カレーのルーツは、18世紀にイギリス人がインドから自国に持ち帰りイギリス風にアレンジしたもので、江戸時代末期に横浜の開港とともに日本にも伝来。その後、1872年(明治5年)にカレーの食材や作り方を初めて記した『西洋料理指南』が発行されたという。

文献の中から、『葱(ネギ)』という漢字を発見した髙橋。現代のカレーのネギと言えば、玉ねぎを連想するが、当時玉ねぎは鑑賞用で、明治時代のカレーには長ネギが用いられていたそう。当時のカレーに使われていたのは長ネギとショウガ、ニンニクの3種類のみ。一般的にイメージされるにんじんや玉ねぎ、じゃがいもが用いられるようになったのは、明治後半に入ってからだという。

こうした食材の変遷に、髙橋は「すごいな〜、食の歴史だな〜」と感心。一方で、カレーに入れられていた肉類についても解読を進めた髙橋は、鶏肉やエビに混ざって『赤蛙(あかがえる)』の記載を発見。思わず「ウソっすよね」と表情をくもらせていた。井上さんによれば、日本人は675年に制定された『肉食禁止令』によって、明治時代まで豚や牛などを食べてこなかったという。ほかにも鶏肉が高価であったことから、カエル肉が食肉として重宝されていたという説があるそうだ。

続いて髙橋と浜口は、カレーに使う食材集めに奔走。当時のカレーに使われていた『谷中ショウガ』の収穫を体験し、2株1,000円で購入したほか、200年変わらない伝統野菜『江戸千住葱』を、創業139年を誇るネギ専門店『葱善』で、2本880円で購入した。髙橋は「昔の人ってすごいいい食材食べてたんだ」と、味わい深い野菜たちに感動していた。さらに2人は、カエル肉や牡蠣(かき)、鯛(たい)など文献に挙げられていた食材を専門店で調達。最後に、特製のカレー粉は、井上さんの協力のもと10種類ものスパイスが用意され、調理の準備が整った。

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