齋藤飛鳥が思う“アイドル論”は、岡本太郎の『太陽の塔』と同じ?「呪いみたいなもんですよね」

2024.11.5 07:30

俳優でモデルの齋藤飛鳥(26)が11月2日に放送された『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。斎藤が思う“アイドル”とは?そして、意外な岡本太郎との共通点も。

アイドルグループ『乃木坂46』のメンバーとして活躍。昨年の 5 月に行われた卒業コンサートをもってグループを卒業した。グループのために必死だったあの頃。今は自分のペースで人生を歩むと決めたという。

「アイドルってやっぱ特殊なので、基本的に深読みさせるというか、ファンの人にぶん投げといて、そちらで考察して楽しんでくださいねっていうものだと私は勝手に思ってたので、(この仕事は)呪いみたいなもんですよね」と語る齋藤の“呪い”の言葉にスタジオは笑いも。

「(呪いを)かけてる風だけど、実はめちゃかけられてると思ってるかも。本当はかかってるのは、こっちなんだろうなって思う」と話し始めると、「このお仕事って全部変だなって思う事ばっかりなので、それが成立しているのも、成立してると思い込んでるだけなのかなとか」と現役アイドル時代の自らの姿を思い起こした。

齋藤が「結構大事な時の前に来たり、定期的に来たり、あいさつしに来てます」と明かした、愛してやまない太陽の塔。2018年から内部などの一般公開を48年ぶりに再開した。1970年に開催された大阪万博のテーマは『人類の進歩と調和』だが、岡本太郎は「人類は進歩など少しもしていない」と近未来的な会場にあえて原始的な造形を作った。

ちなみに過去、現在、未来と3つの顔をもつ太陽の塔は、何をしているのか明示されておらず、その解釈は見るものに委ねられている。岡本太郎は、「芸術は呪術である」と語り、なぜか齋藤と共通点が?

「やっぱ、このお仕事楽しいし、華やかだし、でもそれに取りつかれたらちょっと人生おかしくなるだろうし、フフッ。それだけじゃダメだよなって思うからたぶん。大阪の下町の方へ行って、人間になりに行くじゃないですけど、そんな気持ちもちょっとあるかもしれない」と、アイドルとして駆け抜け現在26歳になった齋藤なりの“呪術”を語った。

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写真提供:(C)日テレ

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