江口洋介　「ドラマスタッフが“その髪型”おもしろいねと」社会現象にもなったサラサラ・ロングヘアーの秘話を明かす

俳優の江口洋介が26日放送の『おしゃれクリップ』に出演。江口は今だから言える“ロングへア”の秘話を明かした。

江口といえば、トレードマークの“サラサラロングヘア”。90年代、街には長髪男子があふれかえり社会現象にもなった。ロングヘアで芝居をするこだわりについて聞かれると、江口は「使ってくれたんだよね、多分」と感慨深い様子で振り返り、「（自分で）ロン毛になって、ロングヘアにしてたら、それは音楽やってる時のスタイルだったんだと思うんだけど、自分では。でも、“それがおもしろいね”って言ってくれた、ドラマスタッフ。もうすごく感謝してる」と、役作りのためのロングヘアではなく、ロングヘアだった江口を選んでくれたドラマスタッフがいたことを告白。「その頃、やっぱり役者なのか、音楽なのかって。両方やっていて、自分も迷ってたんじゃないかな、今思えば」と、当時の葛藤を明かした。

さらに「その頃って、スタイリストと“次こんな役をやるんだ”っていったら、一緒に車乗って原宿とか青山とか車で2人で（役の衣装を）探しに行って」と、90年代のトレンディードラマ制作の裏側を明かし、25歳当時に出演したドラマ『ひとつ屋根の下』で演じた“あんちゃん”に関して、「“こいつはこんなん着んじゃない”とか、“こういうヤツいるよね。こういうスニーカー履くでしょ”とかいって。そうやって駆けずり回って、それがその役を作っていくっていうおもしろさを教えてくれたっていうか。で、このキャラクターができた」と、驚きの制作秘話を明かし、スタジオからは感嘆の声が上がった。

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写真提供：（C）日テレ