蒼井翔太、“小悪魔モード”全開で観客を魅了！ “リアル天使”初披露も！『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage』

2025.2.15 12:00

声優・アーティストとして活躍する蒼井翔太のワンマンライブ『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage』が、12月28日（土）神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで開催された。12月にリリースした最新ミニアルバム『Collage』を引っ提げ、昼夜2公演が行われた今回のライブ。昼公演は“-UNDER world-”、夜公演は“-DREAM land-”と題し、それぞれ異なる内容のセットリストでカラーの違うステージを展開。昼公演はアニマックスにて2月16日（日）22：00より、夜公演は2月23日（日）22:00よりテレビ初放送される。この記事では主に昼公演の盛り上がりを振り返る。そして、夜公演の“天使過ぎる”衝撃的な衣装も紹介！

◆蒼井翔太作詞の切ないバラード曲を初披露

一面“黒”で統一されたステージで、ダークな雰囲気をまとう昼公演“-UNDER world-”。ホール内が暗転すると、客席は青色のペンライトの光で染まる。そして、ステージのセンターから“黒”で統一された衣装をまとった蒼井翔太が登場し、最新ミニアルバム『Collage』より『FALL』で幕を開けた。

「楽しむ準備はできてますか？」と客席を見渡した蒼井に、観客は大きな歓声で応える。「ありがとう、最後までよろしく！」と笑顔を見せた蒼井は『PSYCHO:LOGY』『Eclipse』を歌い上げた。ロックで力強い気迫をまといながらも、ステージでしゃがみ込み、観客とより近い距離で手を振ったり、2階まで届けるように大きく手を振る。さらにカメラに向かって投げキスを贈るなど、オープニング早々から“サービス精神”と“小悪魔モード”で観客を魅了した。

3曲を一気に駆け抜けると、客席から「しょーたーん！」と蒼井を待ち望んだファンたちのうれしそうな声が飛び交う。「さぁこの日がやってまいりました！ワクワクして来てくれましたか？」と笑顔で客席を見渡した蒼井に、会場は黄色い歓声と拍手に包まれた。

「ありがとう！蒼井翔太としては2024年を締めくくる、一大ライブでございます！年末にもかかわらず、たくさんの方々が時間を作って僕に会いに来てくれて、とても幸せです。本当に心から感謝しています、ありがとうございます！一曲一曲愛を込めて、感謝を込めて…精一杯届けていきますので、どうか最後までよろしくお願いします！」と、一年間の感謝を伝えるライブにしたいという蒼井の想いに、さらに大きな拍手が起こった。

「まだまだ体を、そして心をホットにする楽曲たちをここからお届けしたいと思います。それでは…体を熱くする準備はできてますか？」と呼びかけ、「OK！この曲を贈ります、『Bet On You』」と低音ボイスで曲フリ。客席から「キャー！」と歓声が沸き、『Bet On You』『Checkmate』を続けて披露。蒼井がステージを去ると、バンド&ダンサー紹介へ。そして、魅惑的なレザー衣装とヘッドセットで現れた蒼井は、ダイナミックかつクールなダンスで『Da La La』、グルーヴ感のある『Magic Of Love』の2曲を披露。

さまざまなテイストの楽曲で会場をヒートアップさせた蒼井。「（昼公演の）“-UNDER world-”は、かっこいい曲を大量に敷き詰めて、皆さんにお届けしたいなと思っていますので…夜も来られる方は大変ですよ？（笑）覚悟しといてね？」といじわるそうな笑みを浮かべ、観客の笑いを誘う。

この日は12月28日。「3日ほど遅れてますけど…メリークリスマス！素敵なクリスマスを過ごせましたか？お仕事だった方もいると思います、お疲れ様でした！！今日は疲れとか吹っ飛ばしてくださいね」と“翔太サンタ”から愛のある言葉のプレゼント。しかし、「いろんな意味で疲れると思いますけど（笑）」とすかさず“蒼井翔太節”が炸裂し、トークでも会場を沸かせた。

12月25日に本ライブのリハーサルをしていた蒼井。「（バンドメンバーやスタッフに）チョコレートを渡しました！蒼井翔太といえば、お世話になっている方にチョコレートを配るという風習がございます。僕が『うたの☆プリンスさまっ♪』で初めてアフレコに立つ前に、全ての先輩方にチョコレートを配って…蒼井翔太は物で釣る！（笑）」とデビュー当時のエピソードを明かすと、観客から笑い声が。

すると「釣ってるんじゃないよ？（笑）ごあいさつだからね！（笑）」と自らフォローし、バンドメンバーを見ながら、「おいしかった？みんなに配ったんですよ。さあ！来年の…僕の誕生日が楽しみですねえ！…倍返しで！（笑）」と期待を膨らませ、笑いを誘った。

ライブ後半、しっとりと美しい歌声を響かせた楽曲は、蒼井が作詞を担当した『そのままで』。蒼井は「思えば、CDを作ろうと思ってから書いたわけではなくて、ふと思い浮かんだ楽曲が3、4曲あったんです。歌詞を書いて、見せたところ、これがいいんじゃないかということで、今回のアルバムに入ることになりました。とても切ない楽曲にはなりますが、お届けしたいと思います」と語り、『そのままで』を披露。

切なくも儚い歌詞と歌声に、SNSでは「心にくる歌だった」「しょーたんってなんでいつも心を救ってくれるんだろうって思いながら号泣した」「ひとりぼっちで聴くと泣いちゃう」「表情も相まって泣きそうになった」などのコメントが多く寄せられ、“蒼井翔太”に心を奪われたファンが続出。

その後、『8th HEAVEN』『BAD END』をクールに歌い上げ、MCトークへ。「今年はいろんなフェスに出させてもらうことが多かったです」と2024年を振り返った蒼井。「一番のホームと言いますか…ライブの時間が僕の中では本来の自分に戻れる場所と言っては過言ではないです。たくさんの方に観ていただける、その時間を共有できることがすごく奇跡的なうれしい時間なのですが、この時間をもっともっと来年も再来年も続けていきたいなと思っております」と想いを明かした。さらに、「もちろんいろんなことに挑戦する蒼井翔太もありますよ、相撲とったりさ（笑）」と特別番組『声優と夜あそび28時間テレビ大感謝祭』での出来事を口にし、客席から笑いが起こった。

「さあ！ここから皆さんにお声を拝借する楽曲がたくさんありまして！皆さん今日はとことん声をちぎっていただきます！いいですか？（笑）」と観客を煽る蒼井。ここから『零』『秘密のクチヅケ』『絶世スターゲイト』『ハイドアンドシーク』『MURASAKI』の5曲を一気に披露する蒼井は「あっという間に最後までいきます」と宣言。すると客席から「いやだ～」と声が聞こえ、蒼井も「やだよね～～！！始まったばっかだよね（笑）」と共感。「もうちょっと水飲むわ（笑）もうちょっとみんなと一緒にいたいもん」と声を弾ませ、会場は和やかな雰囲気に。

「一曲一曲、大切に味わっていただきたいなと思います！まずはこの曲から！」と『零』のイントロが流れると、客席から歓声が。そして、5曲一気に駆け抜けた。かつてないハイテンションな姿を見せた、ボカロPのえいぷが提供した新曲『ハイドアンドシーク』は、公演前にSNSで“しょーたんによるコール&レスポンスレクチャー動画”が公開。予習してライブに挑んだファンは「歌詞、歌のリズム、テンポめちゃくちゃ好きすぎる」「しょーたんとファンの一体感すごかった」「コーレスめちゃ楽しい一番好きかも」「ぶち上がったな…蒼井翔太のライブ楽しいです…」「間奏のダンスもかわいくて好き」など、絶賛の声が上がった。

本編が終わると、すぐさま「しょーたん」コールが会場に響き渡る。アンコールを受け、かわいらしいニット帽を被り、今回のグッズTシャツを着て登場した蒼井は、自身が作詞・作曲した『Existence』と『UNLIMITED』を続けて披露。パワフルかつ疾走感あふれるパフォーマンスで、ライブ終盤にもかかわらずこれまで以上に観客を圧倒した。「今回のセットリストはとても激しく、ちょっと挑戦なセットリストでもあったわけです。でも挑戦と裏腹に…早すぎる！（笑）終わるのが！楽しすぎて！」と蒼井の名残惜しさに観客も共感。

この時期は、ツアーを行うことが多い蒼井翔太だが、今年はこの日1日限りの公演となった。これについて「ツアーももちろんやりたいんですけど…僕夏生まれなんです…いつかちょっと時期をずらして…」と今後の抱負をにおわせ。観客からも「ぉお～！？」と期待の声が上がる。「夏にもライブができたらいいなって思ってるんですよ。今この場を借りてプロデューサーに訴えかけてます（笑）」と告白し、会場は大きな拍手に包まれた。

「来年（2025年）もいろいろと新しいことに挑戦していきたいと思っていますので。ぜひとも蒼井翔太をよろしくお願いします！」と伝えた蒼井は、「もっと叫びたいでしょ？もっと歌いたいでしょ？」と呼びかけ、「それでは行きましょう『J-E-A-L-O-U-S』！」と全力で曲フリし、黄色い歓声が響き渡る。観客の見事なコール&レスポンスと蒼井のアグレッシブかつ多彩なパフォーマンスで、大盛り上がりの中ライブを終えた。

最後にダンサーとバンドメンバーを紹介。去っていく姿に蒼井は「ありがと～！“昼”もよろしく～！」と声を掛け…「あっ昼じゃない！（笑）」と自ら突っ込み、蒼井も観客も大爆笑。「落ち着こう？一旦落ち着こう？（笑）“夜”もよろしく～！」と言い直し、「ありがと～！」と会場全方位に感謝を伝えた。最後までお茶目で天使&小悪魔な蒼井翔太を魅せ、昼公演を締めくくった。

◆夜公演“-DREAM land-”　“天使すぎる”衣装で登場！

昼公演では“小悪魔モード”全開で観客を魅了した蒼井。夜公演では、背中に天使の羽が生えた、ひと際輝く蒼井の姿が話題に。

ジャージ風の赤い衣装に赤いハットとメガネを合わせ、背中に白い天使の羽が生えた蒼井は一曲目に『Magic Of Love』を披露。その姿を観た観客から、悲鳴に近い黄色い歓声が上がり、一瞬で“天使・蒼井翔太”のとりこに。昼公演は黒をベースにしたステージだったが、夜公演は白をベースとしたステージとなっており、より一層ファンタジックな世界を表現している。

蒼井は「初めてしっかりと天使になりました！」「蒼井翔太って日ごろから天使のようだと言われてるんです（笑）初めて僕に会いに来てくださった方は認識していただきたいんですけど（笑）物理的に天使になったことがあまりなくて」と天使姿でも“しょーたんワールド”なトークで観客は笑いに包まれた。

かわいらしさもあり強烈なインパクトを放った“天使・蒼井翔太”に、SNSでは「“小悪魔にも天使にもなりたい人生！”夜公演がこれすぎて頭抱えた、伏線回収“」「リアル天使が舞い降りてびっくりした」「しょーたん、かわかっこよ」「ちゃんとこの世にも天使がいるんだって実感！」「大天使様！」「やっぱり天使だった！」など、“蒼井翔太初の天使姿”に盛り上がりをみせた。

蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage
【日時】
12月28日（土）
■昼公演［-UNDER world-］開場 13:30 / 開演 14:30
■夜公演［-DREAM land-］開場 18:00 / 開演 19:00
【会場】
パシフィコ横浜国立大ホール（神奈川県）
【楽曲数】
■昼公演18曲　※アンコール含む
■夜公演19曲　※アンコール、ダブルアンコール含む

＜公式HP＞

【アニマックスにてテレビ初放送！】
■昼公演［-UNDER world-］2月16日（日）22：00～
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■夜公演［-DREAM land-］2月23日（日） 22：00 ～
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