増田惠子 ピンク・レディー絶頂期の『再現ドラマ』を見て、当時の過酷さに思わず涙ぐむ「泣けてきちゃいました」
2023.5.21 21:54ピンク・レディーの増田惠子が、5月21日放送の『行列のできる相談所』に出演。多忙を極めた当時の過酷な環境や心境を振り返り、共演者を驚かせた。
増田は47年前、山口百恵や桜田淳子を輩出したオーディション番組『スター誕生!』に合格。その5か月後には“ケイ”として、ミイ(未唯mie)とともに『ピンク・レディー』としてデビュー。日本歌謡大賞、日本レコード大賞を受賞、5作連続ミリオンセラーを達成するなど大躍進を遂げた。
しかし華々しい活躍の裏には、かなり過酷な環境があったという。1日の仕事量は13本〜15本で、毎日の睡眠時間は2時間程度という超過密スケジュール。それに加え、食事は移動中に車に積んであるりんごやバナナを食べることがほとんどで、まともに食事も取れなかった。そんな増田に当時“忘れられない一日”があると再現VTRで紹介された。
それは、ある時、お昼に出前を取ると言われ歓喜し、親子丼を注文したときのこと。楽しみに届くのを待っていたが、残念ながらスタジオの出番が早まってしまい、食べる事ができなかった。そしてスタジオに向かう途中、急に腹痛に襲われ、腹膜炎で倒れて動けなくなってしまい緊急手術を行ったという。しかし、“先生にお願いして全身麻酔をしてもらい睡眠を確保した”といったエピソードが紹介された。
増田は「今こうやって再現(VTR)で見ると泣けてきちゃいました。(自分が)かわいそうと思って」と思わず涙ぐむ一幕も。
そして4年7か月で解散したピンク・レディーの短い活動期間について、出演者の東野幸治から「燃え尽きたんじゃないですか?」と話を振られると、増田は「このブームは、いつかは去る、いつかは去る、いつかは去るのを“楽しみ”に頑張っていたの」と当時の心境を振り返り告白。その意外な心境に「楽しみに!?」と驚きの声が上がった。