菅田将暉演じる映画『ミステリと言う勿れ』 ドラマキャスト登場で笑えるアドリブも
2023.5.30 14:40今秋、劇場公開される『ミステリと言う勿れ』にドラマでレギュラーだったキャスト陣もスクリーンに登場することが決定した。
主人公の久能整(くのうととのう)を演じるのは、ドラマ放送時から「見事な天然パーマでおしゃべりする姿は、まさに整そのもの」と圧倒的支持を受けた菅田将暉。映画では、広島を訪れた整が代々、遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわく付きの名家・狩集家(かりあつまりけ)の遺産相続事件に巻き込まれる、原作でも大人気のエピソード通称“広島編”が、豪華キャストを迎え、描かれる。
狩集家遺産相続の候補者は、いとこ同士の4名。1人目・通称“広島編”のヒロインとして、整を狩集家の遺産相続事件に巻き込む狩集汐路(かりあつまりしおじ)を演じるのは、原菜乃華。2人目・臨床検査技師の狩集理紀之助(りきのすけ)に町田啓太。3人目・ヤンチャな性格だが根は真面目な波々壁新音(ははかべねお)に萩原利久。最後の4人目・一人娘を持つ専業主婦の赤峰(あかみね)ゆらに柴咲コウ。そこに、狩集家お付きの弁護士の孫で、汐路の初恋の人・車坂朝晴(くるまざかあさはる)役の松下洸平も加わり、実力と華やかさを備えたキャストたちがそろった。
シリーズ通してのキーパーソンとなる、なぞに包まれた男・犬堂我路(いぬどうがろ)を演じる永山瑛太。テレビシリーズでは、整が巻き込まれたバスジャック事件をきっかけに知り合う青年。ある事情により姿をくらましているという役どころですが、映画ではどう関わってくるのか、今回の映画化に永山は「原作を読んでくれた方もドラマも観ていた方も絶対に裏切らない、とても巧妙な作品になっていると思うので、是非ご覧ください」と本作への期待感あふれるコメントを寄せている。
さらに、我路だけでなく、大隣警察署のおなじみの3名も出演決定。大隣警察署一係で唯一の女性巡査・風呂光聖子(ふろみつせいこ)役を演じた伊藤沙莉、署内のムードメーカー的存在でお調子者の池本優人(いけもとゆうと)巡査役の尾上松也、そして、冷静沈着で部下からの信頼も厚い、警部・青砥成昭(あおとなりあき)役の筒井道隆の出演も決定。撮影現場では、役柄と同じくムードメーカーの松也がアドリブで笑わせる場面も。筒井が「1シーンだったから耐えられたね、長期間だと危なかった」と話すと、伊藤は、「笑ってNGにならなかったので、私たち(ドラマの時から)成長しましたね」と相づちを打ち、松也が「いや、当たり前だから」と突っ込む、チームワーク抜群の様子を見せた。
『ミステリと言う勿れ』
2023年9月15日(金)公開