カズレーザー 総利益90億円の個人投資家から大切な心得を学ぶ! 株取引は”連想ゲーム“
2023.9.27 12:15お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が26日に放送された。今回は『令和のお金の新常識!今から勝ち馬に乗る方法とは?』と題して、『貯金を蓄え 老いる日本人 真の幸せは貯金ゼロで死ぬ』、『30年ぶりの好景気!勝ち馬に乗る方法は?』、『総利益が50億→90億 投資家テスタ 禁断の株メソッド』という3つの観点で講義を受けた。
『総利益が50億→90億 投資家テスタ 禁断の株メソッド』という講義では、投資家が今年上半期におきた日本経済の変化を解説。さらに株取引に有効なメソッドを明かした。
今年3月31日、東京証券取引所が異例ともいえる“PBR(株価純資産倍率)1倍割れ問題の改善要請”を上場企業約3300社に行った。“PBR1倍割れ”とは、企業が保有する設備や土地、他社の株や預金などの純資産が、全株式の価格の合計を上回っていることを指す。日本企業には“貯蓄が善”という体質があり、企業が設備投資や配当を十分に行なわず内部留保を増やすことで、企業への期待感の低下から株価が下落するといったことが、多くの日本企業で見られていた。東京証券取引所の是正要請を受けて、上場企業は投資や増配を活発化させ、日経平均株価が上昇したのだという。
家賃月額400万円に住む、投資家・テスタはこうした情報をニュースなどから察知し、事前に株を準備。改善要請のタイミングを活用して、50億から90億に利益を増やしたそうだ。個人投資を始めた際、ついつい株価の変動などに目が行きがちだが、幅広い経済の動向や消費のトレンドを読み解くことで、株取引にいかせることが多いのだという。さらに社会の変化をシミュレーションし、様々なシナリオに対処できる方法を検討する重要性も口にした。
株取引の世界では常に一歩先を考えていくことが大事で、インバウンド、コロナ、ゲームなど今後世の中がどうなっていくのかを考える“連想ゲーム”だとテスタは語る。
株初心者へのアドバイスとしてテスタは、「いきなり、ドキドキする金額を投資する人がいるが、それはギャンブルなんです。ギャンブルと勝つための投資は真逆で、色々調べて、いかにギャンブルをしないかというのが勝つための投資ですから。最初は小額から新NISAとか慣れてから個別株とか興味ある企業とか調べていったほうがよい」と解説した。
その他にも株価が下落した際もあえて安い時に株を買っておくなどのアイデアがあるが、カズレーザーは「業種とか会社の業績にもよると思いますよ。下がった、買おうってなったら上場廃止の可能性もありますから。ちゃんと健全な会社かどうかってのを見なきゃいけない。チャートだけでは見えないでしょうし」とあらゆる情報を精査する必要性を補足した。
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