妻夫木聡 安藤サクラに“引退宣言”をされて困惑「とんでもない作品で一緒になっちゃった」

2022.11.22 12:00

俳優の妻夫木聡、安藤サクラらが18日、都内で行われた映画『ある男』の舞台挨拶に出席。本作は、芥川賞作家・平野啓一郎のベストセラー小説を原作とした“愛”と“過去”をめぐる感動ヒューマンミステリー。

この作品で釜山国際映画祭やヴェネチア国際映画祭に参加していた妻夫木は「ようやく日本の方々に見てもらえる、この日が来たかという感慨深い気持ちに浸っています」と映画の公開を喜んだ。

舞台挨拶に登場した妻夫木聡

また“最近気になっていること”について聞かれた安藤は「現場で妻夫木さんが、インスタグラムを始めたばかりで写真を撮っていて、1回だけ私にもカメラを向けてくださったんです。照れ臭くて変な顔しちゃったから、どこにも載せられないような写真だったのかずっと気になっています」と回答。

すると、妻夫木は「サクラちゃんの写真も載せようかなと思って見てたけど、(安藤が)何かを食べてるときに俺が写真を撮って“ムホッ”ってなってる顔しかなくて(笑)」と写真がお蔵入りになったエピソードを語った。

さらに妻夫木は、安藤の写真をあまり撮れなかった理由について「サクラちゃんが“この仕事向いてないと思うの。久しぶりに現場に入ったけど、やっぱりこれで終わりにしようかなと思うんだ”って言ったんです。とんでもない作品で一緒になっちゃった」とまさかの“引退宣言”に困惑したと明かした。「何だったんですか、あれは!」と妻夫木が問い詰めると、安藤は「初日から監督の演出でボロボロになってて、自信を喪失しまくった状態だった。現場の日数を重ねていったら“やっぱ現場大好きだ”となって、自信がなくても現場にいけるんだったら続けていこうって思えた作品です」とドヤ顔で話を締めくくった。

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