“海のフォアグラ”カワハギの肝で、刺身・煮付け・唐揚げ、ソテー、鍋…真冬のあったかフルコース
2024.1.13 19:30俳優でタレントの金子貴俊が1月13日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。宮川大輔とともに神奈川県鎌倉市を訪れ、カワハギ釣りに挑戦し、自らの手で釣り上げた、肝がパンパンに詰まったジャンボサイズのカワハギを、様々な調理方法で堪能した。
冬の相模湾で獲ってきたカワハギの皮を剥ぐと、あらわになったのは美しい白身。お目当ての肝は、調理する板前も「最高ですね」と漏らすほど立派な大きさ。
まずは『カワハギの刺身』を白身だけでいただくと、「はじめに弾力あるけど、トロッとしてきて脂がのってるんですね」と宮川が絶賛。大胆に大きくカットした肝を食べた金子は、「全く臭みがない。甘味とコクがあってうまい」と食リポした。
刺身の最後は、超濃厚でクリーミーな肝を裏ごしして醤油(しょうゆ)と和えた肝醤油(きもじょうゆ)を用意。宮川は肝醤油を白身にたっぷり絡ませて、「濃厚に見えるけど、澄んだサラッとしたうま味」とカワハギの真骨頂を味わう。さらに肝を肝醤油につけて食べると、「う~!うめえ~」と言葉にならない様子を見せた。
続いての料理は、肝まで丸ごと煮込んだ『カワハギの煮付け』。皮を剥いだカワハギの両面に軽く切れ目を入れて下処理したあと、調味料や板前が継ぎ足しで使っている魚の煮汁とともに、カワハギを煮込んでいく。クセのない白身にタレが染み込み、熱した肝はねっとりと濃厚な味わいに。刺身とは違う凝縮されたうま味に、金子はお店の名前『池田丸』にちなみ「ある意味、池田屋事件」とその衝撃を表現した。
脂ののった身がほろほろ食感を生む『カワハギの唐揚げ甘酢あんかけ』や、『バターホイル焼き』では、調理法によって変わるカワハギの新しい魅力を堪能。
最後に食すのは、たっぷりと肝を使った鍋のベースに、カワハギのアラでとったダシを合わせた『カワハギ鍋』。カワハギづくしの鍋を食べた2人は、「肝のうま味がすごく出てる!」「コクとパンチがすごい」「深みが違う」と、どんな料理や調理法にも合うカワハギに賞賛が止まらなかった。