未唯mie、気づいたら“借金3億円”!?自ら資金調達も…バブル崩壊後の“苦労”エピソードを明かす

2024.2.6 17:15

歌手で俳優の未唯mie(65)が2月1日(木)放送の日本テレビ系情報番組『DayDay.』(月〜金/午前 9 時〜)のゲストから人生を楽しく生きる極意を学ぶコーナー『楽しみ学』に生出演。還暦を超えてますます輝き続けるその秘けつに迫った。

未唯mieは、1976年にピンク・レディーとしてデビュー、1981年の解散後ソロデビューを果たす。その後は、歌手・俳優として45年以上活躍している。

MCの武田真一は緊張した様子で「ドンピシャ世代です」とテンション高めで話しかけると、「(ピンク・レディー)当時、小学生の子供たちがね。すごく応援してくださったんで、ちょっと下の世代がドンピシャで」とコメント。MCの南海キャンディーズ・山里亮太が「…って言ってますけど、我々世代とか今の若い子たちもみんな知ってるっていうのはすごいこと」と補足。20代のアナウンサー黒田みゆもSNSのダンス動画を見て知っていたという。

未唯mie・武田真一

■気づいたら“3億円”の借金が…

ピンク・レディー解散後、独立する際に経営を人に任せていた未唯mie。事務所のビルのローンが残った状態でバブル崩壊を迎えたことがきっかけで、気づいたら“3億円”もの借金を抱えてしまったという。これに対し、武田は「絶望してもおかしくないと思うんですけど」と驚いた。

周囲から破産手続きなどを進められたものの、自立できていないという自覚もあり、「“自立しなさい”の神様の指令かな?」と捉え、この出来事を機に自ら事務所を立て直すことを決意したと明かした。未唯mieは「独立した時に自立しなくてはいけなかった」と振り返りつつ「これぐらいの衝撃がないと私は変われなかったんだな」としみじみと語った。

不動産の売却などを行い、なんとか3年ほどで軌道修正。銀行で資金を調達する際も自ら足を運び「 “YES”って言ってくれるまで2時間くらい夢を語って」と、3億円の借金で人生や社会のことを学び、“ひとり立ち”するきっかけになった苦労エピソードを明かした。

■最近の主な活動の場はライブ

現在は、主に5種類から6種類のライブで活動中であることが明らかになると、山里も「全く違うタイプのライブを5種類も!?」と驚きのリアクションを見せた。山里にライブ出演にこだわる理由を聞かれると「楽しいから。というか、新しい発見があるんですよ」とうれしそうに答えた。

山里も「“この歌は、こんな側面も持ってたのか”とか、“こんな歌い方すると、こういう楽しさがあるんだ”っていうのを一回一回見つけていくんですかね?」と深堀りすると「毎回あるんです」と力強くうなずいて見せた。

山里亮太

何十年歌った歌でも、歌うたびに新しい発見があると話す未唯mieは「1日2ステージやる時も、1回目とは違う発見がある」と語った。山里は「2ステージやるんですか?相当ハードですよ」と別の部分でも驚がく。「まさに人生を楽しんでいますよね」と武田も感心しきりだった。

■45年間食事は〇〇だけ

健康や美しさを保つ秘けつとして、“45年間食事は夕食だけ”と明かした。この食生活にスタジオも驚きの反応を見せる中、「頑張ってそうしてるわけじゃなくて二十歳になった頃には習慣になっていました」と説明すると、すぐさま山里から「二十歳から!?」と驚きの声が上がった。

忙しくて食べる時間がなかったということに加え、「ケイ(増田恵子)に比べて太ってましたので」と笑いながらその経緯を明かした。また、タイトな衣装を着ていたこともあり、食べてお腹が出てしまうことを恐れ、また1日1食にすることで消化に体力が奪われることも無くなったという。

この食べ方には「食べたいものを、食べたいだけ食べるために中途半端には食べない」という意味もあり、「基本は食いしん坊なんで」と明言。かつて、問診で医師から食事のタイミングは「お腹がすいた時が食事のタイミング」と言われたことを引き合いにし、「お腹がすかないんで、ちょうどよかった。体質にもあったんです」と明るく話す場面も。「すべて自分にあった暮らしぶりをしている」と感心した武田に「その通りです!」と未唯mieは何度もうなずいた。

■未唯mieの人生を楽しく生きる極意、“楽しみ学”とは?

最後に、自らの“楽しみ学”は「ワクワクを大切に!」と告白。

この言葉について「いつもワクワクしていると生活が楽しくなりますし、いつも健康で若々しくいられる。これが一番いい!」と解説すると、出演者全員笑顔で納得の表情を見せた。

そして、「毎日同じようなことをしているようでも、少しでも変わった所を見落とさないとか」と意識してワクワクの種となる変化を見出すことを提唱した。“いつもと違うスーパーに行ったり”“違う道を通ったり”といった具体例も提示。

さらに未唯mieは、「ワクワクするとドキドキもするので、アドレナリンが出たりエストロゲンが出たり、いいホルモンがいっぱい出てくれる。それが若さの秘けつ!」と笑顔を見せた。その納得のいく話っぷりに思わず山里は「説得力!!」と一言。未唯mieの心がけに終始スタジオは、和やかなムードに包まれた。

写真:©entax

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