竹内涼真の体は“壁”みたい? 橘優輝が明かす『きみセカ』裏話「ビクともしなかったです(笑)」
2024.2.27 11:10【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回はいま話題の人を紹介するコーナー『ハックツ!』から、“長髪”がトレードマークの若手俳優・橘優輝への番組単独インタビューをピックアップ。芸能界入りのきっかけとなった恩人・竹内涼真との裏話や、長髪へのこだわりを語ってくれた。
■竹内の“金言”を糧に模索する日々
橘にとって自身を“俳優デビュー”へと導いてくれたのが竹内涼真。4年前、2人は演技を勉強するワークショップで出会いを果たし、今に至る。そんな恩人とは普段どんな会話をするのかと聞かれた橘は、「演技の話ばかりしますね。涼真さんがずっと演技について考えている方なので、第一線でやっているのにそこまで考えている方がいると、僕が考えないわけにいかない。(演技に)ゴールがないというのを教えてくれた」と、真剣なまなざしを見せた。
さらに、竹内からもらった印象的な言葉として挙げたのが『もっと堂々とやっていいよ』。「まだ不安に思ってるよね?顔に出てるんじゃない?」とすべてを見透かされていたという橘は、「本当にその通り。何を聞いても、どんな悩みでも答えてくださるので、もう感謝しかないです」と大先輩を慕う。
そんな橘は2024年1月26日から公開の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』で竹内と共演。“出世作”となったドラマ『最高の教師』(2023年7月期)よりも前に撮影していたため「さらに力んでいた」と照れ笑いする一方で、竹内のすごさを強く実感したと次のように語った。
「涼真さんを蹴って登場するシーンがあるんですけど、そのときの蹴りを“弱いよ!もっと思いっきり蹴れよ!”と言われた。“演技になると容赦しないでいいよ”というのを教えてくださったので、それは本当に大事なことだなと思って。ただ人を思いっきり蹴るって意外と難しかったです。でも蹴っても全然ビクともしなかったです(笑)。壁を蹴ってるのかなってぐらい動かなかった」
作品を通して、現場での竹内を見続けてきた橘。「ずっと演技のことを考えているのに、振る舞いがすごく明るくて、考えるときと人と接しているときの切り替えが上手なので、そういう姿が素敵だなと思った。あんなに堂々と振る舞えるようになってみたい」と、その背中により大きな憧れを抱いた。
■トレードマーク“長髪”
デビュー前から橘を知る竹内は、彼のことを「すごく素直で好奇心旺盛だし、いろんな人に質問するし、知りたい意欲がすごく強い。自分をおごらず、追求していってほしいです」と、その実力だけでなく人柄にも太鼓判を押している。また「笑顔がかわいくて、当時角刈りだった。なんで角刈りにしているんだろう、もったいないなって」と、出会った時には今とは全く違う“見た目”だったという。
今回のインタビューでは、橘が今やトレードマークとなっている長髪にこだわり始めたきっかけを告白。それは以前、1年間 海外にいた時のこと。“日本以外で髪を切ること”に不安を覚えていたという橘は“じゃあ切らないでいいや”と思っていたそうだが、「伸ばしていくうち、こんなに天パだったんだって(知った)。僕の予定では、まとまる感じで常に下ろしていけると思ってたんですけど、結ばないとダメでした。中途半端なアフロみたいで(笑)。それは誤算でしたね」と、図らずも自身の新たな発見へつながったことを笑って明かした。
現在の“長髪”は3年も伸ばし続けており、「自分の中でトレードマークすぎて、ちょっとまだ切れない。もうちょっとロングのイメージがついてもらったほうがいいのかな」と延長を希望。現場を和ませてインタビューをしめくくった。
【プロフィール】
橘優輝(21) 2002年4月27日生まれ / 大阪府出身 / 身長180cm
2023年に俳優デビュー。その年7月期のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』での不良生徒役の熱演が注目され話題に。現在放送中の『厨房のありす』(24年1月期)でも研究室に所属する学生役で起用され、3クール連続でドラマ作品に出演中。2024年1月26日から公開の『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』で映画デビューを果たす。