竹野内豊(53)「なかなかうまくいかないのが人生」俳優生活30周年で語った自身の“進化”とは?
2024.3.22 12:35乳製品メーカーの新CM発表会に登場した俳優の竹野内豊(53)。デビュー30周年を迎え、“進化”をテーマに自らを客観的に語った。
今回で4作目となる竹野内が出演するアイスクリームのCM。撮影当日、意外なゲストが飛び入り参加したことを明かした。「ネコちゃんが映っていたと思うんですけれども、ロケ地の近所に住んでいるネコちゃんなんですよ。本番が始まるとカメラを横切って行ったりとか、すごく自由で。どうしようかスタッフみんなで話し合ってたんですけど、かわいいからそのままいてもらおうっていう。すごく現場が和んで楽しかったですね」とネコと急きょ共演することになった経緯を語った。
CM商品のテーマである“進化”になぞらえ、自身が“進化”したことを聞かれると、「進化したのか、逆に退化したのかわからないですけどね。常に進化し続けていたいという気持ちはありますね」とゆっくりと言葉を紡いだ。
昭和後期から平成初期を彩った“トレンディードラマ”全盛期の1994年に俳優デビュー。97年、反町隆史とのダブル主演ドラマ『ビーチボーイズ』で脚光を浴び、俳優としての礎を築いた竹野内。30年の俳優生活を振り返って語ったのは、「いくつくらいまでにはこういう自分でいたいなという目標はすごく大事だと思うんですけれども、なかなかうまくいかないのが人生といいますか。でもそういうことも楽しみながら、少しでも進化していたら“進化できたかもしれないな”くらいでいいのかもしれないですね」と具体的なことは語らなかったが、その言葉からは重みが感じられた。
また、CMで新商品を待ち続けるシーンを演じていることから、楽しみに待っていることを聞かれ、「とにかく春がすごく好きで、桜が楽しみですね。1年のはかなげな、ほんの短い時間を楽しむというか、その季節がすごく好きですね」と間もなく訪れる桜の季節を待ちわびていた。
森永乳業 アイス『PARM(パルム)』新CM『ずっと待ってました。』篇は3月25日から放映開始。