DAIGOにしか見えない歌謡歌手・一之森大湖 デビューライブは大成功も本音をポロリ「正直“自分”というものがまだ定まっていない」

2024.4.19 18:15

【ZIP!×entax】
日本テレビ系 朝の情報番組『ZIP!』の地上波未公開シーンをお届けするコラボ記事『ZIP!×entax』。今回はDAIGOプロデュースのもと、歌謡界に突如現れた新星・一之森大湖(いちのもり だいご)をピックアップ。自身のデビューシングル発売イベントでは、容姿の似通うDAIGOとの関係性や、出ていってしまった妻・景子についてなど、さまざまなエピソードで取材陣の笑いを誘った。

■目標は紅白出場ではなく、まさかの…

両A面シングル『一之森大湖です/戻っておくれ』で4月10日にメジャーデビューした一之森大湖。名前だけでなく見た目もDAIGOにそっくりの46歳のオールドルーキーは、都内の老舗レコード店でCDデビューライブを開催。ファンを前にその歌声を初披露し、「私がこよなく愛する日本の歌謡曲は、世界に誇れる素敵な文化だと思っているので、そういう歌を一之森大湖としてこれから歌い続けていきたい」と意気込んだ。

ライブには想定以上の約300人のファンが駆けつけ、急きょ2部制に。これに一之森は「まさに“一之森現象”と言っていいんじゃないでしょうか。ここまでのことになるとは思っていなかったんですけど、とてもうれしく思っています」と、驚きながらも反響の大きさを喜んでいた。

そんな一之森は歌謡歌手としての目標を聞かれると、「『うたコン』に出るという目標が昨日かないましたので、次は『のど自慢』に出たいと思っています」と、NHKの歌番組ばかり狙っていることを告白。さらに、最終目標は紅白出場と思いきや、「中野サンプラザでワンマンライブをしたい。今、改修工事中(2029年開業予定)でだいぶ猶予があるので、そのあたりも目標として最適かなと思っています」と、現実的な目標を淡々と語り取材陣を笑わせた。

メジャーデビューについて語る一之森

一之森曰く、自身をプロデュースしてくれたDAIGOとの出会いは「SNSです」とのこと。「僕からアプローチしたら、顔も似てるし、身長も誕生日も家族構成も同じということで親近感が湧いたみたいで、こういう形で後押しをしてもらうことになりました」といきさつを語る。また、この日のライブに向けて“ありがたいお言葉”ももらっていたようだが、「『こういう機会はなかなかないから、自分の思いをすべて歌に込めて届けてきなさい』と、“普通のこと”を言われました」とポツリ。

さらに、 DAIGOから芸能界の先輩として伝授してもらったものはあるか聞かれた際には、「DAIGOはアルファベット(DAI語)とかポーズとか色々あるんですけど、私になにかそういうものをくれようとしたことは1度もありません。キャラがかぶるからやめろと言われています」と嘆き、会場は再び笑いに包まれた。

紫のスパンコールが輝くスーツに身をまとった一之森

■“妻”も“自分”も模索中?

実は一之森はデビュー前、ずっと支えてくれていた妻・一之森景子が出ていってしまい、歌手活動の傍らで彼女の行方を探している。

妻が出ていった理由について、当時を思い返した一之森は「粗大ゴミのA券を2枚と言われていたのに3枚買ってきてしまったりとか、マグロを買ってきてほしいと言われたのにカツオを買ってきたりとか。そういう小さな積み重ねがあったのかな」と、具体的なエピソードで後悔を語った。

また今後は、全国をプロモーション活動しながら妻を探す予定となっているが、「正直“自分”というものがまだ定まっていないので、自分探しという旅もこれから続けていくことになる」と“本音”も。

最後に、DAIGOの“うぃっしゅ”ポーズに対抗し、新しい決めポーズをリクエストされると「無理矢理ひねり出すとしたら、一之森なので“1のポーズ”で」と人差し指を向けてみせたが、「ただ、これやってる方たくさんいらっしゃるので、すぐ変える可能性があります」と、こちらもまだまだ模索中の様子だった。

写真提供:(C)日テレ

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