『DASH』超巨大魚・イシナギを土佐名物のたたきに!煙でいぶされた城島「帰りの飛行機申し訳ないな…」

2024.5.7 10:40

TOKIOの城島茂、timeleszの松島聡、Aぇ!groupの草間リチャード敬太が5月5日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。超巨大魚を土佐名物の“藁焼きたたき”風絶品料理にアレンジした。

『DASH巨大食堂』で今回調理するのは“土佐湾の恐竜”の異名を持つ巨大魚・イシナギ。城島は「高知やから、土佐って“たたき”のイメージあるんよ」「ちょっと水っぽいって言ってたじゃないですか。それを“藁(わら)焼き”とかで…」と、ご当地名物でもあるカツオのたたきのように藁焼きのたたきにしようと考えたのだ。

調理の前に、まずは巨大魚をさばくところからスタート。3人がかりでたわしを使って表面のぬめりを丹念に落とし、5分かけてようやくぬめり落とし完了。続いてウロコをとるのだが、魚に慣れていない松島が普通のウロコ取りを使おうとしてもビクともしない。ウロコ取りの作業に慣れているリチャードがやっても1枚剥がすのがやっと。固くて大きいウロコもまさに“恐竜”クラスとあって、城島は包丁を使いウロコごと皮を剥いでしまうことにした。

なかなか包丁が入らない状況に「これは恐竜やわ、ホンマに!」と大苦戦しつつ、なんとかウロコをとり終えることができた。あとは普通の魚と同じように手際よくさばいていく。骨が太いため、頭を落とすときはノコギリを使ったりもしつつ、なんとか三枚おろしの状態までさばいた城島は「腰痛くなった」とすでにヘトヘト。

城島が三枚おろしにしたイシナギ

本格的な調理に入る前に「ちょっと味見してみる?」という城島の提案により、刺身で一口食べてみることに。最初に食べたリチャードは「ちょっとみずみずしいですね。(味が)薄くはある」と水っぽさが気になる様子。続いて食べた松島も「あー、ちょっと水分量は多いですね」と水っぽさを指摘した。さらに城島は「川魚じゃないけど、臭み若干ありますね」と独特のニオイを指摘。同行していたこの企画でもおなじみの世物学者、静岡大学准教授・加藤英明さんによると、「深海に住む魚は、体の中にニオイの元となる(水圧から身を守るための)成分が結構多く含まれている」とのこと。このあたりをクリアすることが、おいしい料理を作れるかどうかのポイントになりそう。

イシナギの刺身

「藁焼きやったら臭みも取れるし、水分も飛ぶし」と、臭みもとれてうまみを凝縮させられる藁焼きを作るため、城島は地元のベテラン料理人、林さんと山中さんの力を借りることに。カツオのたたきを作る時に使う網では小さすぎるため、巨大なイシナギを調理する今回は、通常の10倍もの大きさの特注網を使うこととなった。

右が通常たたきを作る時に使う網、左が特注の網

藁に火をつけるとすぐに煙が立ち上る。城島も「あ~、いい香り!」と言うほど、香り高い煙でイシナギの切り身をいぶしていく。城島とリチャードが網の両端を持ち、動かしながらいぶしていくのだが、城島のいる側が風下になってしまったため、さながら城島がスモークされるような状態に。「スモーキーリーダーやな」と笑っていた城島だったが「これ帰りの飛行機でお隣さんに申し訳ないなぁ」とポツリ。

巨大イシナギを特注の網の上でいぶしていく

こうして仕上がった“イシナギのたたき”。かけらを味見し「ああっ!」と目を見開いて味に驚くリチャード。城島も一口食べて「これおいしいやん!」と満足いく仕上がりになったようだ。あとは20個の新タマネギと100枚の大葉の上にたたきを乗せ、ネギ、ニンニク、ミョウガ、さらに香りづけのはっさくと飾りのワカメを散らして“イシナギのたたき”が完成!

試食では、一口食べた松島が「うまっ!」と大喜び。他の面々も「水っぽさ全然無いね。臭みもないし」「めっちゃ合う、ポン酢が!」「プリプリしてますね」と舌鼓を打った。さらに、高知県の伝統的調味料で、酢ミソにすりおろした葉ニンニクをあえた“ぬた”をつけて食べてみると、さらに「おいしい」「クセになる」と大絶賛。イシナギのたたきを初めて食べたという船長たちも、一口食べると笑顔でお互いに見つめ合い、無言の握手でそのおいしさを表現していた。

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写真提供:(C)日テレ

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