アニメ『ザ・ファブル』小島(津田健次郎)の“極道ボイス”に反響!たった一言のセリフにSNS「鼻血出そうになりました」

2024.5.8 17:45

毎週土曜24時55分より日本テレビ系にて順次全国放送中のTVアニメ『ザ・ファブル』。本作は、1年間の“休業生活”を命じられた最強の殺し屋・通称ファブルが佐藤明(あきら)として普通の生活を送ろうと奮闘するアクションコメディー。5月4日放送の第5話『聞いとんのかコラ‼︎』では、明が“一般職”に就くため就職活動を開始。本作のヒロイン・岬が正式に登場を果たしたほか、海老原が気にかけていた弟分・小島が出所してくるなど、いよいよ物語が本格的に動き始めた。中でも小島は、原作ファンからも愛される“キーマン”のひとり。さらにその声を人気声優の津田健次郎が務めていることで、第5話ではラスト数秒の出演にも関わらず、SNSには「小島がツダケンやんけーっ?!」「声が世界観にピッタリすぎる」「鼻血出そうになりました」と歓喜の声が。津田は以前にアニメ『極主夫道』でも元極道の龍(主人公)を演じており、ファンからは「ツダケンまたヤの人の役やっとるw」「893モンの声に定評のある津田健次郎…!」との声も。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆最強の殺し屋が“時給800円”に??

真黒(まぐろ)組の若頭・海老原からの助言もあり、明はさらに“普通の生活”を送るため別の仕事を探し始めた。テレビでは大好きなお笑い芸人・ジャッカル富岡がなんと昼ドラにも出演しており、自身も“プロ”として新しいことにチャレンジしていかなければと断言する。さっそく“妹”の洋子は求人情報誌と履歴書を購入。「特技の欄に『殺し』とか書かないでね!」と釘(くぎ)を刺すと、明は「フン!趣味は『銃の手入れ』──って書いたろかァ〜」とニヤリ。

「名前…佐藤明……。誕生日は4月1日──…」。いつものように自室で全裸となった明は、飼い始めたズグロシロハラインコの“カシラ”を頭に乗せたまま履歴書にペンを走らせる。全国各地で運送屋を生業(なりわい)としていたことにし、趣味の欄にはそのまま『ジャッカル富岡』と記入。ひとまず古着屋やライン工場へ持ち込み、面接を受けてみるが、結果はどこも不採用。ただ、誕生日がエイプリルフールであることだけはやけにウケていた。

履歴書を書く明

採用のメドが一向に立たない中、明は街中(まちなか)である女性と再会する。清水 岬(みさき)。彼女は以前、チンピラに絡まれた明が“やられたフリ”をしてみせた場所に偶然居合わせただけでなく、鼻血を出してわざと泣く明にハンカチを差し出してくれた優しい心根の持ち主だ。

実は海老原も彼女のことを知っており、いわく親の借金を返すため、また自分の店を開くためにバイトを5つほど掛け持ちしているらしい。海老原からは「“俺ら”みたいなんが一番絡んじゃいかん子や!お前も近づくなよ!」と忠告されていたが、岬との会話は思いのほか弾んでしまい、気づけば明は彼女の仕事先のひとつ『デザイン企画 (有)オクトパス』で面接を受けていた。

本作のヒロイン・清水 岬

マンションの一室に入った小さなデザイン制作会社オクトパス。名刺やチラシ、企業のイメージキャラクターなどのデザインを手がけている。ほとんどはデータ納品となるが、中には直接配達するサービスも。ちょうど先月、その配達担当者が辞めたばかりだったこともあり、岬は明のことを口利きしてくれたのだった。社長の田高田(たこうだ)からは時給800円という破格の給料事情が語られるが、明は「やるよ──あ…やります──」と無表情ながら即答。そのやる気を買われ(?)、無事採用となるのだった。

オクトパスの面々 田高田社長(右)とデザイナーの貝沼(中央)

◆水面下で動き出す、それぞれの思惑…

海老原の筆頭舎弟・黒塩、通称クロは何やらイラついていた。“埠頭(ふとう)での一件”で明がプロの殺し屋であることを知った日から、その圧倒的な強さが脳裏に焼き付いて離れない。下っ端の高橋に手伝わせていた、段ボールに“裏DVD”を詰めて相手に送りつける代金引換詐欺の準備にもまったく気が乗らないでいる。

実は少し前、クロは海老原にひどくどつかれていた。──黒塗りの車、車内には2人だけ。海老原はクロの顔面をわしづかみにし、座席ごと壊しかねない勢いで一喝する。「考えてることはわかってんやぞ──。殺し屋にでもなりたいんか、お前──佐藤の影響やろ!?」。明がファブルであることを知っている海老原にとって、その仕事は“脳みそごとぶっ飛んだ奴”がやるもので、自分たち裏家業のさらに闇の部分。憧れるのは間違っていると、強い怒りを持ってクロの顔面をドアガラスへとたたきつける。自身の考えを見透かされたクロは、ただただ海老原をにらみつけた──。

「…俺ァこんな小銭ほしくてヤクザ選んだんちゃうねん!太くて短くでいいからよォ──」「どうしたんスか、急にィ〜、アニキ…」。プロの殺し屋など想像もつかない高橋にとって、クロのいらだちは理解の外だった。「見とけよォ、高橋──。俺はこの世界で絶対名前残すぞ!」。クロは右手で拳銃を形作ると、どこへ向けたか力強く“引き金”を引いた。

海老原の筆頭舎弟・黒塩 遼

そんな中、真黒組にまたひとつ大きな動きが見られる。殺人の罪で15年服役していた海老原の弟分・小島の出所の日がやってきたのだ。カバンを肩に、刑務所の前で一礼する小島を海老原が出迎えた。「小島ァ──。やっと戻ってきたな!」「あ──、アニキ──。また暴れたいからなァ〜」。強面の顔には満面の笑み。だがそのニヤリと曲がった口元は、やけに不穏な空気を感じさせるのだった。

15年の服役を経て真黒組に復帰した海老原の弟分・小島賢治(CV:津田健次郎)

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画像提供:©︎南勝久・講談社/アニメ「ザ・ファブル」製作委員会

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