念願の志麻さんメニューを堪能する安達祐実爽やかな味わいに「夏が向こうから襲ってくる!」

2024.5.20 11:30

俳優の安達祐実、倉科カナ、渡邊圭祐、野呂佳代が5月17日放送の日本テレビ『沸騰ワード10志麻さん&関東激安食材ツアー2時間SP』に出演。“伝説の家政婦”タサン志麻さんによる初夏の爽やかアレンジメニューを味わった。

ハウススタジオの入り口で志麻さんを出迎えた安達は「お会いしたかったです!」と志麻さんとの初対面を、手をたたいて喜んだ。バラエティー番組にはあまり出演していない安達だが「志麻さんのお料理、どうしても食べたくて…」と言う。倉科もスタジオゲストとして試食したことはあったものの、直接対面したことを「志麻さんに会えた!」と喜んでいた。2人とも念願かなっての出演になったようだ。

今回、志麻さんには食材等のリクエストにも応えつつ、食欲がなくなるこれからの時期にも旬の野菜をモリモリと食べられる“初夏のヘルシースタミナメニュー”というテーマに沿ったアレンジ料理を作ってもらうこととなった。いつものように用意された食材を約20秒間じっと見つめ、メニュー構成を考えて「13(品)は行けると思うんですけど…」とさらっと答えた志麻さんに4人は驚きを隠せない。果たしてどんな料理が披露されるのか。

まず志麻さんはスライスしたタマネギとキュウリを水にさらし、皿に盛り付ける。続いて取り出したのはサバの缶詰。中身を皿の上に出し、さらに缶に残った汁にコチュジャンとごま油を加え、ドレッシングのようにお皿にかけると、アッという間に前菜の『サバ缶のコチュジャンドレッシング』の完成。コチュジャンをリクエストしていた安達は一口食べると大きくのけぞり「ん~!おいしい!」と一言。「サバの塩味もちゃんときいてるし、コチュジャンが結構まろやかにきいてくる感じ」と的確な安達の食リポを受けて他の3人も試食し「おいしい!」と早くも大満足。

続いて志麻さんが用意したのはアスパラガス。ここで志麻さんはピーラーを使った皮むきテクニックを披露。それはアスパラの皮をピーラーでむく時、根元の部分の皮をくっつけたままにしておくことで、最後に根元ごと切り落とすと、むいた皮の処理が効率的にできるというもの。誰でもすぐマネできるテクニックに4人は大きくうなずいていた。

皮をむいたアスパラはホイルを敷いた魚焼きグリルに並べ、その上からマヨネーズとチリパウダー、さらにダメ押しの粉チーズを振りかけて焼き上げること5分。仕上げにライムを絞って『アスパラのメキシコ風グリル焼き』の完成。もともとはメキシコでとうもろこしを食べる時の料理だそうで、これを志麻さんがアスパラでアレンジしたのだ。「アスパラの甘みと、青いほろ苦さがあって、マヨネーズで包んでるから強すぎなくて…」とまたも安達が見事な食リポを披露すると、隣で食べていた野呂は「安達さんって食リポがめちゃくちゃ上手い、わかりやすい!」と絶賛しつつ「その後(食リポ)やるの嫌だもん…」とポツリ。

続いて志麻さんが手に取ったのは、野呂のリクエスト食材でもあるレモン。実は今回の志麻さんメニューでこのレモンが大活躍することとなる。皮ごとざっくりとカットしたレモンに塩を加え、ミキサーでペースト状になるまで潰していく。「フランスではレモンの塩漬けが売ってるんですけど、それを調味料としてよく使うので…」と話す志麻さんは、この“塩レモン”を様々な料理で使いこなしていった。

続けて志麻さんは、渡邊のリクエスト食材でもある大きな豚肉のブロックを、端を残して半分に切り、その切った表面に“塩レモン”を塗っていく。その上にハーブとニンニクのみじん切りを乗せ、肉をたたむとその表面にも同様に“塩レモン”とハーブとニンニクを施していく。それをくるくるとロール状に巻き、フライパンで表面に焼き目を付けたら、オーブンで1時間じっくりと焼き上げる。これを輪切りにし、仕上げにクレソンを添えるとイタリア料理の『ポルケッタ』が完成。試食した4人は「これはうまい!」と仕上がりに大感動。さらに「(塩)レモンすごい!」と、調味料として使った塩レモンペーストの効果に目を見開いていた。野呂は「肉の味と脂が全部混ざって、レモンと味がサーッて食道に流れていく感じ」と、口から喉を通って全身へと伝わる様子を身振りを交えて伝えると、倉科と安達もこれに共感し、同じような身振りでおいしさを表現していた。

続いて志麻さんは、白ワインとお酢、タマネギのスライスなどを煮詰めて取り出したエキスに、卵黄と塩コショウを加えて湯煎しながらかき混ぜてソースを作る。湯煎することで泡立てながら卵に火が通るので、軽いソースに仕上がるという。これに溶かしたバターと細かく刻んだ大葉(ハーブの代わり)を加えてベアルネーズソースを完成させると、さらにトマトペーストを加えて“ソースショロン”という別のソースも作り上げてしまった。キッチンペーパーで丁寧に水気を切ったホタテにフライパンで火を通し、ゆでたアスパラを添えて作った『アスパラと焼きホタテ』を、この2種類のソースでいただく。倉科が「空気を含んでる感じが口の中で“ふわんっ”て大葉と一緒に広がるのが…」と語るベアルネーズソースと、安達が「酸味が増してサッパリするわ」というソースショロン、それぞれのソースのおいしさもさることながら、スタジオで試食したMCのバナナマン・設楽統が「普通に家で焼いたのと全然違う!」と驚いたほど絶妙な焼き加減のホタテも絶品だった様子。

さらに安達リクエストの春雨をお湯で戻し冷やした志麻さんは、春雨の上にまさかの納豆を投入。付属のタレとからし、しょうゆ、お砂糖、お酢を加えて春雨と一緒に混ぜていき、その上に倉科が大好きだというネギ、小ネギ、ミョウガ、ショウガ、大葉というラインナップを見た野呂が「“薬味アベンジャーズ!”レジェンドたちが集まったみたいな」と言うほど定番の薬味たちをたっぷりとのせていき『春雨と納豆の冷製サラダ』の完成。春雨をリクエストした安達も、薬味をリクエストした倉科も「んー!おいしい!」と笑顔が止まらない。安達はその爽やかな味わいを「夏が向こうから襲ってくる!」と見事に表現してみせていた。

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写真提供:(C)日テレ

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