アニメ『夜桜さんちの大作戦』夜桜屋敷にタンポポの魔の手が…大ピンチにSNS「みんな、無事でいて…」

2024.7.16 18:15

アニメ『夜桜さんちの大作戦』の第15話『夜桜の血』が7月15日にBS日テレにて放送された。家族の死にかかわり、六美の命を狙う謎の組織「タンポポ」の重要な手掛かりとして皮下真を追い、高級ホテルへ乗り込んだ太陽。だが「葉桜」でドーピングされたノウメンによって妨害されてしまう。手も足も出ない太陽のピンチに、辛三(しんぞう)が駆けつける。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆太陽に忍び寄る魔の手…謎の男の正体とは?

「葉桜」でドーピングされたノウメン相手にピンチに陥る太陽を助けるため駆けつけた辛三。辛三は太陽をホテルの外に逃し、ノウメンと対峙(たいじ)するが、ノウメンの歯にはホテルを吹き飛ばすほどの爆弾のスイッチが仕込まれており、一般客を人質に取られた辛三は手出しできず、一方的に殴られ続ける。

葉桜でドーピングされたノウメン

しかし、ここで太陽が行動を起こす。偽物の銃と爆弾で武装し、テロリストのフリをしてホテルに乱入。見るからに頭のおかしい人物が現れ、ホテルは大パニック。全員がホテルから逃げ出し、手段を選ばない方法で一般客の避難に成功。太陽の助けもあって一般人の安全を確保できた辛三は、彼にしか使えない武器「春雷」でノウメンにトドメを刺した。

ノウメンにとどめをさした辛三

ノウメンを倒した報告を受けた太陽は辛三と合流しようとするが、つまづいた拍子にすれ違った謎の男とぶつかった。太陽を抱き留めた謎の男は「大事にすることだ。弱い体では守りたいものも守れない」と言い残し、どこかへ歩き去った。誰もいないホテルに人が残っていたことを不審に思う太陽。次の瞬間、太陽は遅れてやってきた辛三の目の前で全身から大量の血を吹き出し、倒れ込んだ。

太陽は臓器を中心に全身10数箇所を撃ち抜かれていた。意識不明の状態になった太陽は七悪(ななお)の部屋で治療を受けることになった。そんな中、辛三は凶一郎にある話をした。辛三が太陽と落ち合った時、周囲には誰もおらず、その状況で太陽は突然血を吹き出して倒れた。つまり、太陽は辛三が来る前に、何者かに時間差で効く攻撃を食らったということになる。

「そんなバカなこと普通はありえない。でもそれができる人間を俺は1人だけ知ってる」と呟(つぶや)く辛三。その瞬間、夜桜家の鳩(はと)時計が、ウグイスの鳴き声でけたたましく鳴り始めた。それは、1000人以上の侵入者が屋敷にやってきたことを表す侵入警報だった。

◆弱点は“家族愛“…絶体絶命の夜桜家

その時、夜桜屋敷の周りには、皮下が招集したドーピング剤「葉桜」で強力化された部隊「葉桜部隊」が集結していた。皮下は太陽が負傷し、兄妹全員が屋敷にいる時を狙い、六美以外の兄妹を一網打尽にしようとしていたのだ。ついにやってきた屋敷の緊急事態に立ち上がる兄妹たち。まず、飼い犬のゴリアテが巨大化し、葉桜部隊員を食い止め、その隙に攻撃を喰(く)らわせる。

飼い犬のゴリアテ

しかし、強化された葉桜部隊員たちは、夜桜たちの攻撃を耐えきり、その隙に回り込んで屋敷に向かうが、そこには凶一郎が待ち構えていた。凶一郎は鋼でできた蜘蛛(くも)の巣“霧繭”で屋敷を守る。

“霧繭”で屋敷を守る凶一郎

しかし、ここで思わぬ事態が発生する。「葉桜部隊」を取り仕切る男・山ちゃんが、ゴリアテを攻撃。吹き飛ばされたゴリアテは山ちゃんと共に“霧繭”で守られた屋敷の方へ吹き飛んだ。その時、凶一郎がゴリアテを守るため“霧繭”を解除。屋敷には大きな穴が開いてしまったのだ。「最強の家族の最大の弱点が家族愛とは皮肉なものだ」と挑発する山ちゃん。するとその瞬間、何者かによって屋敷を守る防壁「冬ごもり」が起動。山ちゃんが屋敷に侵入したまま、兄妹たちは外に閉め出されてしまった。

絶体絶命のピンチに陥った夜桜家。「どのみち当主の指輪でしか冬ごもりは解除できない」と凶一郎。彼は「俺は前当主の指輪を“奴”から取り返す」と言い残し、どこかへ歩き去ったのだった。

SNS上では「夜桜ファミリーに大興奮!」「今回ばかりは凶一郎氏に惚(ほ)れたかも」「次回絶対激アツ展開だろ!?」と兄妹たちの活躍や、次回からの展開に期待する声も上がっていた。

『夜桜さんちの大作戦』第16話
7月21日(日)午後5時〜 MBS/TBS系にて放送
7月22日(月)夜10時30分〜 BS日テレにて放送

©権平ひつじ/集英社・夜桜さんちの大作戦製作委員会・MBS

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