『トムとジェリー』がこちらの世界へ!初の実写映画 舞台はネコやネズミが1番ご法度な場所!?
2023.2.10 06:00日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。
2月10日は、生き生きとしたキャラクターが魅力で世界中から愛される『トムとジェリー』の実写版が地上波初登場。実は、この日はトムとジェリーの誕生日。第1作が公開された1940 年の2月10日が“トムとジェリーの誕生日”として制定されているのだ。
そんな記念すべき日に放送された本作。そのみどころは、なんといってもアニメと実写のハイブリッド! 躍動感のあるアニメーションが、実写のニューヨークの街にうまく溶け込み、生き生きとした作品性を生み出している。
多才だけどお調子者でドジなネコのトムと、外見は可愛いがずる賢くて容赦ないネズミのジェリー。仲良くケンカし続ける彼らがなんと現実の世界に降り立って、場違いな大騒動を引き起こす! 製作のデファリアいわく、大騒動の舞台には、飛行機。クルーズ船などの候補もあったよう。その中でニューヨークの5つ星ホテルにしたのは、「ひとえに壊せるものがたくさんあるからです。それに、高級ホテルにネコやネズミがうろついているのは好ましくない。ましてロビーで追いかけっこをされるのはまずいですからね」とのこと。
スタッフは、この“小柄な主役”の視野を計算。調度品などの高さに細心の注意を払い、カメラのポジションも確認、床などの被写体をどこまでカバーするか検討したそうだ。
今回の吹き替え版では、俳優の飯豊まりえやお笑いコンビ・霜降り明星も担当。
みなさん『トムとジェリー』のファンだったようで、粗品はネタ作りに詰まった若手のときに決闘の回をよく見ていたのだとか。
世界中のファンを魅了し続ける『トムとジェリー』。スケールアップした最新作をお見逃しなく!
【ストーリー】
とあるニューヨークの一流ホテルで、世界が注目するセレブカップルの“世紀のウェディングパーティー”が行われることになり、ホテル中が準備に追われる。
そんな中、あのいたずら好きネズミのジェリーがホテルに引っ越してきて大騒ぎ! 新人スタッフのケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)は急きょ“ネズミ対策”でネコのトムをボーイとして雇うも、ふたりはニューヨーク中を巻き込んだ壮絶な追いかけっこを繰り広げ、さらにはある陰謀に巻き込まれウェディングパーティーを台無しにしてしまう。
そのせいでクビになったケイラを助けるため、そして新郎新婦のため、ふたりはタッグを組むことになるが――。
はたして、命がけでケンカしてきたトムとジェリーは、最高のウェディングパーティーを開くことができるのか!? ケンカばかりのトムジェリが<まさかの友情>で奇跡を起こす…!
『トムとジェリー』(2021米)
キャラクター創造:ウィリアム・ハンナ、ジョセフ・バーベラ
監督:ティム・ストーリー
脚本:ケイティ・シルバーマン、エイプリル・プロッサー、ケビン・コステロ
出演
ケイラ:クロエ・グレース・モレッツ(声:水瀬いのり)
テレンス:マイケル・ペーニャ(声:木村昴)
ドゥブロー:ロブ・ディレイニー(声:大塚芳忠)
ベン:コリン・ジョスト(声:日野聡)
プリータ:パラヴィ・シャルダ(声:坂本真綾)
ジャッキー:ケン・チョン(声:千葉繁)
キャメロン:ジョーダン・ボルジャー(声:浪川大輔)
悪魔トム:(声:霜降り明星 粗品)
天使トム:(声:霜降り明星 せいや)
公園の女性:(声:飯豊まりえ)