『キングダム』チームに“伝説の家政婦”志麻さんが夏メニューのおもてなし想像を超える味に清野菜名も大満足

2024.7.19 20:54

俳優の清野菜名、プロレスラーの真壁刀義、お笑いコンビ・なすなかにしの那須晃行と中西茂樹、日本テレビの岩田絵里奈アナウンサーが7月19日放送の日本テレビ『沸騰ワード10』に出演。“伝説の家政婦　志麻さん”ことタサン志麻さんによる夏のスタミナメニューを堪能した。

おなじみのハウススタジオを訪れた志麻さんを出迎えたのは、映画『キングダム　大将軍の帰還』に出演中の清野と真壁、そしてキングダムの大ファンだというなすなかにしの2人と岩田アナ。出迎えてくれた面々に感激していた志麻さん、実は『キングダム』の大ファンで「映画ももちろん、マンガも、アニメも」観ているといい、さらに歴史背景を知るために歴史の本まで買うほどのハマりっぷりだそう。

志麻さんと初対面の清野は「志麻さんの料理を食べるのを楽しみに来たので何も食べずに来ました。腹ペコです！」とお腹の準備万端。さっそく冷蔵庫を見ると、中には5人からのリクエスト食材がたくさん。それらを含めた食材をいつものように約20秒ほどじっと見つめ、レシピを組み立てる志麻さん。ここからの3時間で「12品ぐらいは…」という。果たしてどんな料理が完成するのか？

まず「前菜を作ります」と志麻さんが手に取ったのはトマトと、清野のリクエストである“生魚”、マグロの切り身。さらにスイカも刻んで全部合わせて塩コショウ、オリーブオイルで味を調え、仕上げにバジルとオリーブオイルを添えてあっという間に前菜の『マグロとトマトのスイカカルパッチョ』が完成。

3種類の赤色が見た目にも爽やかな一品。清野は「うん！合います！」「全部食感が違うので食感も面白いですし、スイカの甘みがバランスよくまとまってておいしいです」と、早くも志麻さんメニューのとりこに。真壁も一口食べるや否や「うまい！うまいうまいうまいうまい！」とうまいを大連発。

続いては、塩・コショウ・酒をかけた豚ひき肉をレンチンし、みじん切りにしたニンニクと鷹の爪、たっぷりのネギと丸々1個分のレモン果汁を加え、ここにめんつゆを投入。それを付けだれとして、ゆでた冷やしそうめんといただく『ニンニクとレモンの豚ひき肉そうめん』が完成。

岩田アナは「うま味、酸味、辛味、全部集まってる。中毒症状みたいになる」と言うと、那須も「普通のめんつゆに戻られへん。これ売ってたら買うよ」と同意。清野も「買いだめしたい！」と言うほどこの味にハマったようだ。

さらに志麻さんはサバの水煮缶を旬のオクラと和えて『焼きオクラとサバのあえ物』を手際よく作ると、すぐさま次のメニューへ。取り出したのは豆腐と卵。これをミキサーでかき混ぜて容器に流し入れ、湯煎にかけてプルプルのプリンのような状態に。さらに、中西が“かみごたえのある食感”が楽しめる料理が食べたいとリクエストした砂肝を、ネギとショウガと一緒に炒め、水を加えてしょうゆ・オイスターソースで味付け。そこへ大量のワカメを投入し、片栗粉でとろみをつけると、先ほどの豆腐と卵を湯煎にかけたプリン状のモノにかけて一品完成させた。

これは古代の中華料理『豆腐脳』（ドウフウナオ）というもので、本来はキクラゲが入っているところを砂肝でアレンジ。中西のリクエストに加えて、今回のゲストであるキングダムメンバーに合わせて作ったという、志麻さんの粋な計らいから生まれた料理だった。もちろん味も絶品で、口々に「優しい味！」と大絶賛。卵と豆腐のフワフワと、砂肝のコリコリとする食感も楽しんでいた。

さらに志麻さんは砂肝と軟骨、もやし、キムチ、野菜をサッと和えて、食感も楽しめる『砂肝と軟骨のキムチサラダ』を。これには、食感をリクエストした中西も「食感のテーマパーク」と感動を表現。驚きを隠せなかった。

続いては岩田アナリクエストの“チーズハンバーグ”。普通であればチーズを肉種の中に入れるが、志麻さんは中をくりぬいたズッキーニやパプリカの中に肉種を入れ、それをトマトソースの上に乗せてオーブンで焼き始めた。

これにはリクエスト無視か？と思われたが、焼きあがったハンバーグの上にとろけるスライスチーズを乗せてトロトロに溶かし『夏野菜のチーズハンバーグ』の完成。チーズを中に入れてしまうと肉の厚さが薄くなってしまうため、肉に火が入りすぎたり肉汁が出やすくなってしまうので、あえてチーズを乗せることにしたのだという。

下に敷いた野菜の水分で蒸し焼きになるためふっくらジューシーな仕上がりになったこの一品。肉にしみ込んだうま味と、かむほどにあふれ出す肉汁に一同感嘆。リクエストした岩田アナは、あまりのおいしさに言葉を失ったのか「すごいわ」とぽつりとこぼした。