『青空レストラン』世界中の唐辛子が登場!埼玉県さいたま市の農園から選りすぐりの品種とその特長を一挙大公開
2024.7.20 19:00DA PUMPのISSAとKIMIが7月20日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに、埼玉県さいたま市を訪れ、暑さを吹き飛ばす極上の夏野菜・唐辛子の収穫に挑んだ。
全国的にも珍しい、唐辛子専門農園を立ち上げた名人のもとを訪れた一行。今回は、世界で約3000品種もあるという多様な唐辛子の中から、厳選した約45種を栽培している名人が、今こそ食べてほしい、辛くておいしい唐辛子を紹介した。
まず登場したのは、名人が追い求める辛みの奥にある唐辛子本来の旨味を最も感じられるという、メキシコ原産の『ハラペーニョ』。欧米では“唐辛子の王様”ともいわれ、ピーマンのような肉厚な実が特徴だ。採れたてのハラペーニョを丸かじりしたKIMIは「ア〜オウッ!」と絶叫し、辛そうなリアクションを取った。一方のISSAは「フレッシュ、なんかすごい瑞々(みずみず)しい」と、爽やかな味わいに驚いたようで、「味がちゃんとある。辛いだけじゃない」とコメントしていた。
唐辛子は、実の中のワタの部分、胎座(たいざ)と隔壁(かくへき)と呼ばれる場所に辛み成分が多いのだそうで、ヘタより先端の方が辛さは控えめなのだとか。さらに収穫時期によっても辛さが変化し、暑さが増す夏以降はそのストレスで辛み成分のカプサイシンを多く蓄えることから、今の時期が、辛さと旨味のバランスが取れたベストシーズンなのだそうだ。
続いて紹介されたのは、牛の角に似た形から名前がついた『牛角唐辛子』。人の顔ほどの大きさがある品種で、原産地は中国だという。大ぶりの実を豪快に口にしたKIMIは「めちゃめちゃうまい!」と一言。ISSAが「ガツンとくる辛さではない」と語ったこの唐辛子は炒(いた)め物などに使われるそうで、宮川も「チンジャオロースとかピーマンの代わりにこれでもおいしそう」とコメントした。
3つめの唐辛子は、キュートな見た目が特徴だという日本原産の黄色い『バナナ南蛮』。長野県を中心に古くから栽培されている日本原産の品種で、煮ても焼いてもそのままでもおいしい主役級の唐辛子なのだそうだ。ISSAは「舌にくるっていうか喉奥にくる感じ」と後を引く辛さについて感想を口にしていた。
日本原産の唐辛子としてもう一つ紹介されたのは、奈良県の伝統野菜『紫とうがらし』。その名の通り紫色の見た目が特徴で、辛さは一切ない。唐辛子には辛味品種と甘味品種とがあり、紫とうがらしはパプリカと同じ甘味品種に属するそうだ。その味わいや食感について、宮川は「ナスとししとうみたいな、あれを足したみたいなぎゅっとした旨さがある」と表現し、名人を唸(うな)らせていた。
最後にインド原産の細長い唐辛子『プサジュエラ』を口にした3人。インドでは箸休めとして生で食べられるという品種だが、その辛さはハラペーニョの約6倍にもなるという。3人は辛さにもん絶しつつも、多様な唐辛子の魅力に「唐辛子って面白い」と絶賛した。