DA PUMP・ISSA「フレーバーがちゃんとしっかり」唐辛子本来の旨みをいかした絶品料理に感動
2024.7.20 19:30DA PUMPのISSAとKIMIが7月20日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。MCの宮川大輔とともに、埼玉県さいたま市を訪れ、様々な品種の唐辛子を使った極上のフルコースを堪能した。
世界中の品種から厳選した約45種の唐辛子を育てる専門農園に足を運び、たくさんの唐辛子が栽培されている様子を見学した一行。今回は、そんな唐辛子それぞれの特徴を活かした料理の数々が登場した。
まず1品目は、欧米で“唐辛子の王様”とも呼ばれるメキシコ原産の『ハラペーニョ』を使った『ハラペーニョのトルティーヤ』が登場。トルティーヤ生地にレタスとチーズ、ハムを乗せ、サルサソースとアボカドディップをかけたところにハラペーニョを丸ごと1本乗せる。その思い切ったレシピに、「ええ~!」「うそでしょ!」「名人マジですか」と驚きの声をあげる一同。唐辛子の辛味成分である『カプサイシン』は脂溶性のため、ハムやアボカドなどの脂ものと合わせて食べることで辛味がマイルドになるそうだ。
豪快な一品にKIMIは「おいしい」と何度も連呼。ISSAも「おいしい、油分でマイルドになって、そのちょうどいい辛さとハラペーニョのフレーバーがちゃんとしっかり」と味を称えた。宮川もハラペーニョの味わいに対して「野菜としておいしいですね」とコメントした。
続いて2品目は、中国原産の大ぶりな『牛角唐辛子』を使った、『牛角唐辛子の肉詰め』。名人のお子さんも大好きだという料理に期待が寄せられる中、調理がスタート。縦に切れ目を入れた牛角唐辛子に、唐辛子の辛味が強い部分であるワタを混ぜたタネを詰め蒸し焼きにする。オイスターソースをベースにした中華風タレで味わった宮川は「辛さというより、牛角唐辛子の旨みがありますね。ピーマンの肉詰めとはちょっと違う」と口にしていた。早々に食べきってしまったISSAは「もうない…」と名残惜しそうなコメント。
3品目は、日本原産で辛味のない『紫とうがらし』を使い、山形県の郷土料理“だし”をアレンジした『紫とうがらしのだし風』。夏野菜を細かく刻んで作る山形県の“だし”のように、油通しした紫とうがらしやオクラ、長芋を刻み、醤油(しょうゆ)やみりん、鰹(かつお)出汁、お酢で味付けをする。ISSAは「これはもう、うまくないわけはない…」とつぶやき、歓声があがる中で完成しただしを豆腐にまわしかけ、絶品料理が完成した。これからの時期にぴったりな一品を、白飯のように勢いよくかきこんだISSA。続けてこちらも日本原産の黄色い唐辛子『バナナ南蛮』を用いた『バナナ南蛮の味噌炒(いた)め』にも満足そうな表情を浮かべ、KIMIも「世界一うまい」と箸が止まらない様子だった。
最後に、インド原産の激辛唐辛子『プサジュエラ』を使った『プサジュエラのチキンカレー』が登場。大きめにカットしたプサジュエラを刻んだトマトや玉ねぎ、にんにく、しょうが、ターメリックなどのスパイス、最後にたっぷりのココナッツミルクなどと合わせ、マイルドなカレーに仕上げる。最後に、インドでは箸休めとして食べられる生のプサジュエラを添えて、本場さながらの本格カレーが完成。ISSAが「おいしい、プサジュエラの食感がちゃんと残ってますね」とコメントすると、宮川も「フレッシュやから唐辛子の香りがすごくおいしい」と続いた。しかし生のプサジュエラの辛さは相当だったようで、「日本人は休めないですね!」と締めくくった。