ヒロミ「めちゃくちゃうまい！」銀座で1万円以下のフランス料理を提供する“神様”の絶品料理に感激

2024.7.22 12:20

タレントのヒロミと、同じくタレントで俳優の小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー！マイゴッド！私だけの神様、教えます』が7月20日に放送。銀座でリーズナブルなフランス料理店を営むシェフが登場し、家庭でもできる絶品料理を紹介した。

道ゆく人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行く本番組。今回、新宿で声をかけた19歳の大学生・野村くんが神様として名前をあげたのは銀座にある『アンシュマン』というフレンチ店のシェフ・大岸章浩さん。料理を得意という野村くんが「今、知ってる日本語じゃ言い表せないです」というほどの凄腕だそう。また、銀座で8品ほどのフレンチのコースというと２万円が相場とされているが、そのお店では7,000～8,000円ほどと、お得な価格で提供。“イイものを安く”というお店に野村くんは「神ってます」とコメントした。

そんな料理大好き野村くんとスタッフが『アンシュマン』へ。オーナー兼シェフの大岸さんは、野村くんのことを覚えており、スタッフが番組趣旨を説明すると「ようこんな出来損ないを神様と…」と謙遜し笑顔を見せた。

早速、フルコースを注文。メニューは8皿8,500円(税込9,350円)と、12皿12,000円（税込13,200円）の2種類あり、今回は野村くん初めての12皿フルコースを注文。

大岸さんは高校卒業後、大阪のフランス料理店で8年働いた後、フランスのミシュラン星付きレストランで修行。そして8年前に銀座で店をオープンさせたという、フランス料理一筋35年の神様だ。本来は分担して行う作業もワンオペで行う大岸さん。「今月は3日間ほぼ徹夜で仕込みをしました」と明かし、その男子大学生が「もうちょっと値段上げていいので、寝てほしいです」と大岸さんを気遣う場面も。

コースを楽しみながら、話題は前回『アンシュマン』で感動したブールブランソース（白バターソース）を自分でも作ったという話へ。「ココのよりは全然おいしくなかったです」と落ち込む野村くんに大岸さんも「ココのよりおいしく作られたら、今まで何してきたかわからへん」と気さくに返し、笑いを誘った。そして野村くんのリクエストに応え、元々魚料理のために仕込んでいたソースを変更し、目の前でブールブランソースを作り始める大岸さん。食い入るような視線を感じ、ついには野村くんを厨房（ちゅうぼう）に入れてくれる大岸さん。野村くんは神のキッチンに緊張しつつも感激しきりであった。

完成した本日の鮮魚『太刀魚のブールブランソース』に「ヤバいです」と野村くん大絶賛。大岸さんも「いい意味やんな？最近の若い子、“ヤバい”がどっちなんかわからへん」と言いつつ反応の良さに満足気な様子。

生ハムクリームチーズ
トリュフのシフォンケーキ
フォアグラ　レンズ豆　マンゴー
岩手県八幡平サーモン　豌豆豆（エンドウマメ）フヌイユ
和歌山県熊野鮎　メロン　胡瓜
国産ホワイトアスパラ　北海アサリ蛍烏賊
イタリア産リ・ド・ヴォー天豆　占地
本日鮮魚のお料理（太刀魚のブールブランソース）
カナダ産オマール海老　カダイフ　コーヒー
ニュージーランド産仔羊　パセリ　オリーブ
チーズのリゾット
ショコラ　ピスタチオ

これら12皿を食べ終えると「ワクワクして始まって盛り上がって、だんだん落ち着いて終わるみたいな。組み立てがすごいですよね」と、野村くんが大絶賛すると、大岸さんは「計算通りです」と笑いを誘った。

そしてスタジオに大岸さんが登場。小泉がVTRに出ていた男子学生に「喜んでましたね」と触れ、ヒロミも「料理人になりそうですね」と話すと大岸さんは「そこは、できればやめとけばみたいな感じ」と返し、スタジオに笑いが起きた。

スタジオでは帆立のブールブランソースが登場。一口食べると2人は「もっとバターが濃いかなって思ってたんですけど、全然爽やかな軽い感じですね」と小泉が味を伝え、ヒロミも「うまぁ」「めちゃくちゃうまい」とうなった。銀座でありながらお手頃な価格設定をしていることについて「その（値段が安い）代わりって言ってはなんですけれども、小僧の仕事からシェフの仕事まで1人で全部やるので」と言う大岸さんに対して小泉は「でもその労力がね…」と労いのコメント。さらに大岸さんいわく、昨今、若者の指導法にも繊細に気を遣う必要があるとした上で「自分が思ってることと違うことすると、ヒロミさんと一緒で口より手が早いので」と、さりげなくヒロミを巻き込み、スタジオからも笑いが起きた。ヒロミも大岸さんに乗っかる形で「俺ってそうだったっけな？（思い出す仕草をした後）手の方が早いですね」と切り返し、爆笑を重ねた。

続いて、大岸さんが家庭でもできる“フレンチ風そうめん”の作り方を披露。トマトジュースとフレンチドレッシングを2:1の割合で混ぜ、塩コショウで味を整える。それを平皿に垂らすと、おしゃれな見た目に思わずヒロミも「フランス料理は絵みたいなところあるよね。美しい」と見惚（みと）れた。そのソースの上にそうめんを乗せ、オリーブオイルを少々かけて完成。ヒロミが口に運ぶと「めちゃくちゃうまい」と大絶賛。小泉も「これ余韻に浸っちゃいますね」と同じく絶賛した。