アニメ『転生したらスライムだった件』便利すぎるユニークスキルに振り回される勇者・マサユキが登場「英雄覇道ヤベェ」

2024.8.6 12:00

アニメ『転生したらスライムだった件』の第65話(第3期17話目)『閃光の勇者』が8月2日に放送された。リムルは、信頼する凄腕商人ミョルマイルのスカウトに成功し、財務部門の統括として呼び寄せた。そのミョルマイルからエルフの奴隷売買の存在を聞いたリムルは、密かにソウエイに探らせていた。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆魔王討伐にやってきた“閃光の勇者“とは?

テンペストの上層部に信頼する凄腕商人ミョルマイルが仲間入り。ミョルマイルは会議で開国祭の段取りやイベントを仲間たちに説明する。開国祭記念の歌劇や、闘技場での武闘大会、ダンジョンのボスなど、最後の詰めを終え、準備万端のようだ。

開国祭のスケジュールを伝えるミョルマイル

続いてソウエイから調査報告を聞くリムル。ソウエイは、「奴隷商会」(オルトロス)の幹部のカザック子爵が逮捕されたと報告する。ミョルマイルからエルフの奴隷売買の存在を聞いたリムルは、密かにソウエイに探らせていたのだ。しかし、すでにその奴隷商会は“閃光の勇者”によって壊滅させられたという。一方その頃、その“閃光の勇者“ことマサユキは仲間を引き連れ、魔王討伐のため、テンペストに向かっていた。

奴隷売買について探っていたソウエイ

人間界から突然この世界にやってきたマサユキは、冒険者のジンライにおそわれていた娘を救ったことでユニークスキル「英雄覇道(エラバレシモノ)」が発動する。このユニークスキル「英雄覇道」はやることなすことすべてを周囲が都合よく解釈し、何もかもうまくいくと言うもの。「英雄覇道」のおかげで何もしていないのにジンライを倒してしまったマサユキは、ジンライに加え魔法使いのバーニィと精霊魔法の使い手のジウといった仲間も加わり、たった1年でチーム“閃光”を率いる勇者になってしまったのだ。

仲間のジンライ、バーニィ、ジウ

そんなマサユキは、ある時ユウキから、悪名高い犯罪組織「奴隷商会」のガサ入れに囮(おとり)として同行するよう命じられる。マサユキは乗り気ではなかったが、ユウキには世話になっているため断ることもできず、政府ぐるみの奴隷市場があるというバラキア王国に向かう。

◆スキルのおかげでなんもせずに英雄に!?

しかしここでも「英雄覇道」に振り回されることになる。バラキア政府関係者のゴウセルとブレイバーから立食パーティーに招待されたマサユキはトイレに行く途中、よりにもよって、ゴウセルとブレイバーが奴隷売買の契約を交わす様子を目撃してしまう。

奴隷売買の様子を目撃されたゴウセルは、その場にいたブレイバーを剣で刺し貫き、その罪をマサユキになすりつけることで隠ぺいを図るが、騒ぎを聞きつけたジンライたちが駆けつけた兵士を全員倒し、ジウがブレイバーを治療したことで、状況は一変。そこにたまたま国王が現れ、ゴウセルとブレイバーは逮捕された。

そして、そのゴウセルこそが「奴隷商会」の幹部だった。奴隷商人がバラキアを隠れみのにしていたことに激怒した国王は、奴隷商会の徹底した粛清(しゅくせい)を命じ、奴隷商会はあっという間に壊滅。こうしてマサユキは何もしていないのに英雄になってしまったのだ。

しかし、ここでまた問題が発生する。保護した奴隷のエルフたちを、リムルの支配下であるジュラの大森林に戻すよう国王から頼まれるマサユキ。しかし、この話に民たちは盛り上がり「マサユキが魔王リムルを討伐する」という風に解釈してしまったのだ。

「英雄覇道」により勝手に英雄になっていくマサユキ

こうしてマサユキは「魔王討伐」と言う自らは望んでもいない期待を背負わされ、止めようのない「英雄覇道」とともに、テンペストに向かうのだった。

SNS上では「英雄覇道ヤベェ」「〈英雄覇道〉めっちゃ欲しいスキルだわ」「登場しただけで笑えるキャラ」と、便利すぎるスキルにツッコミの声が多く上がった。

画像:©川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

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