ラーメン店の88歳店主 妻は55歳年下!? “愛の手打ち麺”が心を打つ『オモウマい店』

2024.8.7 11:45

8月6日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、茨城県古河市(こがし)の『本格手打ちラーメン藤屋』を紹介。絶品の中華そばだけでなく、店を切り盛りする夫婦にスタジオが感動した。
 
店主は、ラーメンを作り続けて74年という須藤勝一さん(88)。麺はもちろん、スープ、メンマ、チャーシュー、すべて自家製にこだわる昔ながらのラーメン店だ。店の名前を冠した『手打藤屋中華そば』は、ワカメとゆでたまごをトッピングして、お値段1,000円。
 
常に店主のかたわらにいるのはフィリピン出身の妻メリーさん。年齢は32歳。店主と55歳差の夫婦にスタジオは仰天。12年前、須藤さんが76歳のときに20歳のメリーさんと結ばれたという。結婚の翌年には長男・裕一くんが生まれ、今は小学6年の11歳。将来の夢は「ラーメン屋さん」といい、店を受け継ぐつもりだという。
 

自慢の手打ち麺は、2種類の小麦粉に、卵、塩、湯などを入れて、時間をかけて練り上げる。麺を作るメリーさんによると、「練るときに全部練ったらダメ、練るのは7割」とのこと。練ったあと空気から遮断して1時間寝かす。その後、もう一度練り直し、表面を滑らかにして再び30分寝かせる。
 

その後、重さ5kgの大きな打ち竹や麺棒を使って麺を伸ばす。必死のメリーさんだが、夫は「素人の麺打ちだよ」と手厳しい。麺を打ち始めた当初は、「最初は泣いていた」というメリーさん。だがその後「旦那がいろいろ教えてくれた」といい、「どんな仕事でも愛を込めちゃうと好きになるんだよな」と夫婦愛を口に。「旦那が人生かけたラーメン。守り続けたい」というメリーさんの言葉に、MCのヒロミも、スタジオ一同も感動した様子だった。

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写真提供:(C)中京テレビ

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