灰川十三の実の息子は、冴木に懐いていたまさかの人物?…「まさかあいつがあぁだったなんて」『降り積もれ孤独な死よ』第5話

2024.8.7 18:45

8月4日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第5話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。

(※以下、ネタバレを含みます)

“顔に傷のある男“に襲われ、銃弾を受けてしまう蓮水花音(吉川愛)。一命はとりとめたが、意識不明の状態に。花音を見舞う刑事・冴木仁(成田凌)の元を、先輩刑事・五味明日香(黒木メイサ)が訪れる。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第5話の蓮水花音(吉川愛)と冴木仁(成田凌)
意識を取りもどさない花音を心配する冴木

花音に深入りしていく冴木に「公私混同には気をつけろ」と忠告する五味。五味は、花音が母親の死の原因を黙っていたことから「蓮水花音の周りにはずっと死がまとわりついている」と怪しむのだった。

このシーンにSNSでは「花音がとっさに火炎放射器を作れたこと、母親の死因が火事なことがなんか引っかかる」「花音が火事を装って母親を殺した時、その巻き添えで顔にヤケドをおった男が、復讐(ふくしゅう)しようと花音を襲ったの?」などと花音を疑う声が多く見られた。

回復した花音は、沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優麿(カカロニ栗谷)らと共に、灰川十三(小日向文世)を荼毘(だび)に付す。遺灰を持ちだした花音は、灰川邸に行き、生前の灰川が“死んだら灰にして庭に撒(ま)いてくれ”と言っていた言葉通りにする。

ラマ『降り積もれ孤独な死よ』第5話の蓮水花音(吉川愛)、沖島マヤ(仲万美)、川口悟(松本怜生)、東優麿(カカロニ栗谷)
灰川の遺灰を庭に撒く花音たち

遺灰を撒いたあと、庭の植え込みでサツキの造花を見つける花音。通常花びらが5枚のサツキだが、このサツキは花びらが6枚。リッカのマークとの共通点に気付いた花音は、1人残って屋敷内にある造花のサツキの位置をたどる。置いてあった場所を点と線で結ぶと“リッカ”のマークになることが分かる。その中心部分を掘り出すと、そこには灰川十三が残したと思われる古いノートが埋まっていた。

SNSでは「あの造花は誰が置いたんだろう」「6本の造花から灰川の日記を発見する花音、優秀すぎる」などの声が。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第5話の蓮水花音(吉川愛)
造花の置き場所をヒントに灰川の日記を見つける花音

花音から、見つけた灰川のノートを受け取る冴木。ノートの中身は、灰川の日記だった。読み始めると、そこには灰川の実の子どもの名が記されており、灰川の実子の名前が“ジュン”だとわかる。そして、ようやく灰川邸に飾られていた絵の購入先を見つけた五味だったが、その購入者はなんと、新人刑事の鈴木潤(佐藤大樹)だった。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第5話の冴木仁(成田凌)
灰川の日記を受け取る冴木

さらにラストシーンでは、夜道を歩いていた瀧本蒼佑(萩原利久)を拉致する黒いフードを被った男の姿がうつる…。その男の正体は鈴木潤だったー。

意外な人物の浮上にSNSでは「“ジュン”って鈴木潤!?灰川の実の息子は彼だった!?」「“ジュン”と聞いて急に鈴木が浮上してきた。確かに怪しい勘の良さはあったけども…!」「鈴木潤はなんの犯人?花音ちゃん襲った犯人?灰川邸事件ならまだ子どもだよね」など、鈴木の関与の可能性に驚きの声が続出。
衝撃のラストシーンでは「まさかあいつがあぁだったなんて!」「黒いパーカーでフードを被った姿=顔に傷のある男って先入観が間違い。実は鈴木潤なら花音を突き落としたのは同じ格好をした鈴木潤?」など、鈴木が今後の展開にどう絡んでくるのか気になる声が多く上がっていた。

ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』第5話の鈴木潤(佐藤大樹)
花音からの電話に出る鈴木

8月11日放送の第6話では、記者の森燈子(山下美月)が、刑事課の五味明日香(黒木メイサ)を訪ね、2017年に起きた灰川邸事件について話を聞こうとするが、五味は“あんな終わり方をした”事件のことは話したくない、と言って――。

時は遡り、2017年。瀧本蒼佑(萩原利久)は、刑事の鈴木潤(佐藤大樹)に捕らえられていた。鈴木をにらみつけた蒼佑は、「お前は誰だ?」と問いかける。一方、冴木(成田凌)と五味は、灰川邸に飾ってあったサトゥルヌスの絵を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に“ジュン”という子どもがいたことが記されていたことを、改めて上司の川相(野間口徹)に報告する。冴木は、鈴木の身柄を確保すべき、と訴えるが、上層部からは確実な裏付けが取れるまで鈴木の件は伏せる、と言われてしまい……。

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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