アニメ『ヒロアカ』失ってはならない命のために…エッジショットが見せた爆豪を救うまさかの方法に視聴者涙「もう…ほんとに無理…泣きすぎた」「カッコよすぎるよ！！！」

2024.8.8 17:45

『週刊少年ジャンプ』（集英社刊）で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第12話(通算150話)『禦（ふせ）ぐ者と侵す者』が8月3日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

（以下、アニメ最新話のネタバレを含みます）

◆動かない爆豪

窮地（きゅうち）の中で「爆破」を昇華し編み出した新技“クラスター”で死柄木弔（CV:内山昂輝）を驚愕（きょうがく）させる攻撃を見せた爆豪勝己（CV：岡本信彦）。しかし無情にも、死柄木の一撃がその胸を貫き、心臓が停止してしまうのだった。

降りしきる雨の中、目の前の現実を信じることが出来ない一同。物間寧人（CV：天﨑滉平）の悲痛な叫びが響き渡る。「だめでしょそれは…、それはだめだろー！！」

「さて、次は誰が緑谷出久のプレゼントになる？」と一同に語り掛ける死柄木。絶望の中、死柄木の触手につかまれているミルコ（CV：木下紗華）が怒りをぶつけるが、死柄木は、「ヒーローが減って、あんな青二才すら前線に立たざるを得ない状況の時点で、死ぬさ。そりゃ1人や2人。君らは先制を仕掛け、それでも足りなかっただけさ。人も、備えもね…。敵（ヴィラン）に準備させちゃいけないと事を急いた緑谷出久は正しかったんだよ。例えそれが徒労に終わると決まっていたとしても…」と笑うのだった。

◆それぞれの復活

一方、グラウンドゼロでの戦いで、荼毘（CV：下野紘）を倒した轟焦凍（CV：梶裕貴）だったが、その眼前には驚きの光景が広がっていた。倒したはずの兄、荼毘が動き始めたのだった。「氷を撃ち込まれる前に一か八か真似してみた。これで合ってるよな？焦凍？」荼毘は焦凍の熱と冷気を出す能力を瞬時に真似て、自らの体を守っていたのだった。その能力でエンデヴァー（CV：稲田徹）のサイドキックを焼き尽くす荼毘。スケプティック（CV：杉田智和）にエンデヴァーが群訝山荘跡地で戦っていることを聞くのだった。

そしてエンデヴァーのいる群訝山荘跡地でも、焼き尽くしたはずのオール・フォー・ワン（CV：大塚明夫）（※以下AFO）が本来の姿を取り戻そうとしていた。エリ（CV：小林星蘭）の個性“巻き戻し”を使用してドクターが作った薬で、若い時の姿に変貌を遂げるのだった。「誇れエンデヴァー！まさか君相手にこのカードを切るとは思っていなかった！」

“巻き戻し”は使用したら最後、最終的にAFOは消えてなくなってしまう。しかし死柄木弔との融合が進んでいる中、AFOは自滅覚悟で全盛期の自分の姿を取り戻したのだった。「文化も価値観も無数に広がるこの世界で、誰もが顔をしかめ嫌悪する行為。それは、思い描く行為を阻まれること。だから僕はね、世界中の未来を阻みたい。ただそうありたいと願っただけだ」そう語るAFOの前に、ホークスたちは驚がくの表情を浮かべるのだった。

◆あがけ！決して失ってはならない命のために

天空の棺では、ベストジーニスト（CV：緑川光）が爆豪の縫合を続けているが、そこへエッジショット（CV：鎌苅健太）がやって来て、ミルコに叫ぶ。「ミルコ！！あがけ！！首だけになっても食らいつけ！俺は受け入れない。今止まった心臓は、我々が決して失ってはならぬ命だ！！」

エッジショットの個性“紙肢”は体を薄く細く引き伸ばせる。縫合糸レベルにまで細く引き伸ばされた体で、爆豪の体内に忍び込む。傷ついた肺と心臓の内側と外側を補修して、内側から心心肺蘇生を行うのだった。「あがけ！ジーニスト！ミルコ！傷つく以上あいつには効いてないわけじゃない！全部獲るんだ、意識を取り戻せ。動いてくれ！！」しかしその行動は、エッジショットの生命を徐々にすりつぶしていくのだった。

それを見た死柄木は、「それは僕がもう壊したんだよ？…俺が…もう！壊したんだよ！！」と言い、爆豪とベストジーニストに襲い掛かって来る。それを阻むミルコ。その攻撃にふらついた死柄木は、爆豪から受けた攻撃のダメージが体に蓄積されていたことに気づく。「あの時の焦り、あれは、脅威を感じていたというのか？僕が、モブに！」攻撃を続けるミルコをサポートする通形ミリオ（CV：新垣樽助）。ミルコの攻撃がヒットすると、死柄木の体は、今この場に最も適した形に変化をする。そしてその場にいるミルコ、天喰環（CV：上村祐翔）、波動ねじれ（CV：安野希世乃）が次々と倒されていく。ベストジーニストに向かう死柄木を止められず、自分の無力さを感じるミリオ。

その時電磁バリアを一瞬解除するという知らせが入る。「2秒持ち堪えて！」と言われるが、今この時の2秒は長すぎた。自分に出来ることを必死に考えるミリオは、サー・ナイトアイ（CV：三木眞一郎）の「だから笑っていろ。元気とユーモアのない社会に明るい未来はやって来ない」という言葉を思い出す。ミリオは死柄木の前でお尻を突き出し「桃がなってるよ！！」と渾身（こんしん）のギャグを披露するのだった。死柄木が「は？」と一瞬立ち止まったその時に、ついに緑谷出久（CV：山下大輝）が到着するのだった－。

◆失ってはならない命のために…！エッジショットが見せた爆豪を救うまさかの方法に視聴者涙「エッジショットーー！！！お前カッコよすぎるよ！！！」

爆豪の止まった心臓を動かすために、体内に入り込んだエッジショットの姿に視聴者からは「自分の命に変えてでも紡いでくれるエッジショットめちゃくちゃカッコよすぎて泣いた」「もう…ほんとに無理…泣きすぎた」「エッジショット、素晴らしきヒーロー！この子の心臓になる！もう号泣」「エッジショットーー！！！お前カッコよすぎるよ！！！」など、エッジショットの見せた漢気に大きな注目が集まっていた。

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』第151話『連なる星霜（せいそう）』は、8月17日（土）夕方 5時30分より読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネットにて放送。