灰川邸事件の真犯人はまさかの〇〇!怒涛の展開にSNS「これもう最終回レベル」の声『降り積もれ孤独な死よ』第6話

2024.8.15 19:30

8月11日に日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の第6話が放送された。原作は、講談社「マガジンポケット」で連載中のマンガ『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)。過去と現在、2つの事件の謎が幾重にも積み重なり、予測不能な結末へと誘うスリリングなヒューマンサスペンス。本ドラマでは未完の原作を元にオリジナルの要素も交えたストーリーを展開する。

(※以下、ネタバレを含みます)

2024年、記者の森燈子(山下美月)は、刑事課の五味明日香(黒木メイサ)の元を訪れる。“灰川邸事件について聞きたい”という燈子に、五味は「話したくない…。あんな終わり方した事件のこと」と言う。

黒木メイサ演じる五味刑事(画像は第1話より引用)

時は遡り2017年。灰川邸の事件を追う刑事・冴木仁(成田凌)の後輩刑事・鈴木潤(佐藤大樹)は、かつて灰川邸に住んでいた蓮水花音(吉川愛)と瀧本蒼佑(萩原利久)を誘かいし、監禁していた。鈴木は灰川十三(小日向文世)の実の息子で、灰川邸で見つかった子どもたちを全員殺害した真犯人だった。

自分は養護施設に入れられ、灰川からは親子ではないと否定されたが、灰川は虐待を受けている子ども達を優しく育てていた。父親の愛が自分ではなく、他人に向いていると知った鈴木は子ども達を殺そうと思ったのだ。警官になり、散り散りになった子どもたちを1人ずつ見つけ出し監禁して餓死させたのだった。

警官になって灰川の“子どもたち”を探し出した鈴木

さらに鈴木は、拘留されている灰川に会いに行くが、「俺に息子はいない」と灰川に言われる。鈴木は、灰川を自殺に見せかけて殺害。残虐すぎる殺人を起こした原因は「嫉妬」と「復しゅう」だった。

灰川十三は自殺ではなく、鈴木が殺害していた

一方、冴木と五味は、灰川邸に飾ってあったサトゥルヌスの絵を購入したのが鈴木であることや、灰川が書いたと思われる日記に“ジュン”という子供がいたことが記されていたことを、改めて上司の川相(野間口徹)に報告する。署内にやって来た鈴木に、「久しぶりじゃん!元気だった?」と鈴木の頭をぐしゃぐしゃする五味。しかしそれは、鈴木の髪からDNAを取り、灰川と親子鑑定をするためだった。SNSでは「黒木メイサがJUNEの頭クシャクシャした時“そんな事くらいの仲だったかな?”と思ったけど、毛髪ゲットしてて、黒木メイサ、ナイスゥって思った」「五味はファインプレー!」の声が。

冴木の取り調べに、開き直りを見せる鈴木

冴木と鈴木の取り調べのシーンは、緊迫感溢れるシーンでありながら、平然と明るく受け答えする鈴木の様子にSNSでは「鈴木とんだサイコパスの片鱗見せてきて震える」と動揺すると声と共に、「佐藤大樹の演技すごすぎる」と称賛の声も。

花音は、鈴木が灰川を殺害したことを聞き、「じゃあそれが、お父さんの愛だったんだ」と言う。鈴木は灰川から親子関係を否定されたことで嫉妬に狂っていくが、もともと養護施設にいれたのも鈴木の命を守るためであり、自分との関係を否定しているのも殺人者の息子にならないためという理由があったからだった。鈴木の罪を被り、鈴木に殺されることが灰川の愛だった。花音の言葉を受け入れられない鈴木は、蒼佑と花音を閉じ込めたまま練炭で殺そうとする。

冴木に銃を突きつける鈴木

そこに冴木が現れ、鈴木と格闘の末拘束することに成功し、花音と蒼佑を助け出す。しかし「暴力を受けて育った子供が、また暴力を振るうようになるなら、負の連鎖は断ち切った方がいい」という鈴木の言葉に、怒りに我を忘れて鈴木を殴り続ける冴木だった。

まるで映画1本分のような濃い怒涛の展開に、「もう感想なんか書いてる余裕ない」「まだ6話だよね!?」「これもう最終回レベル」とネットでは騒然とした様子が多く見られた。

8月18日放送の第7話では、暴力を受けて育った子どもが、また暴力を振るうようになるなら、そんな負の連鎖は断ち切った方がいい。生きていること自体が間違っている――。

そんな鈴木の言葉を受けて、冴木は思わず彼を殴っていた。制止する瀧本蒼佑の言葉も届かず、ひたすら殴り続けていた…。そこへ五味や捜査員が到着し…!?

2024年。マヤ(仲万美)がビルの屋上で、何者かに襲われる。灰川邸事件との関連を探る五味は、記者の森燈子に話を聞くことに。このことがきっかけとなり、五味は冴木と再会することになり…

『降り積もれ孤独な死よ』読売テレビ・日本テレビ系 毎週日曜 22時30分~

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写真提供:(C)井龍一・伊藤翔太/講談社(C)ytv

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