桃の皮が一瞬でスルっとむける!キャベツの千切りがふわふわ食感に!ヒロミも驚がく “包丁の神様”の超絶テクニック

2024.8.19 10:45
ヒロミ スタジオ

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が8月17日に放送。“包丁の神様”が驚きの包丁テクニックを披露した。

切り方を変えるだけで食材の味をがらりと変えてしまう奇跡のテクニックを持つ包丁コンシェルジュのおいりさん。今回はまずキャベツの千切りを、切り方を変えて“シャキシャキ食感”と“ふわふわ食感”の2パターン作ってくれた。

見守るヒロミと小泉孝太郎

4分の1にカットして芯を切り落としたキャベツを、包丁をおろす高さを低めにするために、さらに半分程度にカット。こうすることで安定して千切りにすることができるという。ここからは千切りにする作業だが、ポイントはキャベツの繊維の向き。繊維の向きと直角に、繊維を断つように千切りにすると、ふわふわ食感の千切りに仕上げることができる。

逆に繊維の向きと平行になるように、繊維に沿って切ると、シャキシャキ食感に仕上がるのだという。また、千切りにするときは、空振りしてもいいのでとにかく細かく切ることと、やや斜めに包丁を傾けて切ることがポイント。こうして切り分けた2パターンのキャベツをヒロミと小泉が食べ比べてみると「全然違う」「(ふわふわの方が)甘みがあるね」「(ふわふわの方が)青臭さがないですね」とあまりの違いに驚き、小泉は「野菜嫌いの子どもは、(原因は)絶対包丁の切り方ですよ!」と断言していた。

続いておいりさんが紹介したのは、むきづらくて面倒な桃の皮を一瞬できれいにスルっとむいてしまう方法。これは三徳包丁でもペティナイフでも、家庭にある包丁であれば何でも使えるテクニックだという。その理由を「刃を使わないからです」というおいりさんは、刃の反対側の“峰”と呼ばれる部分を桃に当て、皮の上から桃全体をなぞっていく。くぼみの部分も丁寧に、少し力を加えながらなぞってやるのがポイント。

笑顔のヒロミ

なぞり終わった桃となぞっていない桃を触って比べてみたヒロミは、なぞった方の桃を「赤ちゃんのお尻」と表現。全体の皮がたるんだような感触になるようだ。この状態の桃の皮目に切り込みを入れると、そっと切り込み部分を広げてやるだけで、スルスルっと桃の皮がきれいにむけた。さらに、峰でなでた表面に近い部分は、内側よりもやや熟した状態になり、甘みも増すのだという。

ヒロミ 実践

刺身も切る包丁によって味が劇的に変わるという。おいりさんが用意したのは、家庭でよく使われるステンレス製の三徳包丁と、鋼で作られた刺身包丁。この2種類の包丁でマグロの赤身を切り分け、食べ比べてみると、2人の表情は一変。小泉は「ステンレスだと水っぽいし、かんでいくと魚の臭みが増していくような感じでした」と語り「なんでこんなに味が違うんだろう?」と驚きを隠せない様子。

おいりさんは「ステンレスって、食材に触れた時に食材の香りを飛ばしてしまう」と説明。そのため、肉や魚などの血の気のある食材は鋼の包丁を使うのが良いという。ステンレス製はショウガやナス、レンコンなどのようなアクの強い食材や、レモンやスダチなどの柑橘系の果物をカットするのに最適だそうで「食材によって、料理人がどうやってお客さんに届けたいかで包丁を変える」と解説してくれた。ヒロミは「またそんなこと言われると、お寿司屋さん行ってずっと見て…“変えてる?包丁”って」と、今後の日常でも応用する気満々の様子だった。

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写真提供:(C)日テレ

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