“角界一グルメ”な九重部屋の名古屋場所に密着 あんかけスパ&味噌カツが絶品ちゃんこに!?
2024.8.20 11:35大相撲の元千代の国・佐ノ山親方が8月19日放送の『有吉ゼミ』に出演。所属する九重部屋の名古屋場所直前合宿に番組が密着した。
佐ノ山親方が「うちが一番」と胸を張り、ギャル曽根も部屋を訪問して舌鼓を打った九重部屋の絶品ちゃんこ。作っているのは、ちゃんこ長歴6年のベテラン、千代青梅(ちよおうめ)と副ちゃんこ長の千代雷山(ちよらいざん)。そんな九重部屋が名古屋場所のため遠征。カメラが密着した。
宿舎は名古屋市内にある名刹・徳源禅寺にあるが、寺の脇のテントに厨房(ちゅうぼう)を設け、そこで調理するという。テントの中であるとは思えない程本格的な設備で、業務用コンロ3台や業務用冷蔵庫、業務用冷凍庫まで完備している。だが、エアコンがないためテント内は30度を超える暑さに。
そんな野外キッチンで、ちゃんこ長が作っていたのは、この日の昼食。メニューは肉豆腐。差し入れで届いた最高ランクの丹波牛をぜいたくに3kg使い、タマネギ、しらたき、きのこと一緒に煮込む。仕上げに豆腐を8丁。昼ご飯とは思えない丹波牛の超豪華肉豆腐が完成。その量は20kg!力士たちは絶品肉豆腐に箸が止まらない様子だった。
折りしも名古屋場所のある7月は、佐ノ山親方や副ちゃんこ長の千代雷山など、5人が誕生日を迎えるということで、合同誕生日会が行われることに。ちゃんこ長・千代青梅は「名古屋なので、名古屋っぽい料理を作ってみようかと思っております」と意気込む。
まずは名古屋のB級グルメの定番『あんかけスパゲッティ』。タマネギ、ピーマン、ベーコン、ソーセージなど具材は合計5kg。パスタは太麺4.5kgをゆで上げ、重さ10kgに。冷水で締めてしばらく置くと、モチモチ食感になるという。パスタソースは、ニンニクの香りを移したオリーブオイルに多めの赤唐辛子、白ワイン、ホールトマト、ケチャップ、ウスターソースを加え、水溶き片栗粉でとろみを付ける。切っておいた具材と、この日北海道から届いたという甘いホワイトコーンを炒めてパスタの上にのせたら、パスタソースをかけて完成。ピリ辛のソースに甘いコーンが合うという。パスタの総重量は15kgに。
もう一つの名古屋メシは、豚ロース30枚6kgで作る『みそカツ』。肉には塩、コショウ、にんにくで下味を付け、パン粉は、サクサクの食感になるようソフトパン粉と生パン粉をブレンド。みそダレにはもちろん、名古屋の名物『赤だしみそ』を使う。みそに酒、みりんを加え、顆粒のかつおだしで味を整え、多めの砂糖を入れる。みそが焦げないよう弱火で30分煮詰めたら、最後は白すりごまを入れてみそだれが完成。名古屋名物『赤みそのみそカツ』が6皿、その量は7kgに。
最後にさらにもう一品。ちゃんこ長が作る絶品グルメの中でも特に人気が高いという『湯豆腐』。その秘密はタレ。一般的には、ポン酢などで食べる人が多いが、千代青梅は、こだわりのタレを作るという。
鍋に、昆布と、だしが出るようにもみほぐしながらカツオ節をたっぷり投入。そこに酒、みりん、しょう油を同量加え、アルコールを飛ばしカツオのうま味を閉じ込めるため火にかける。それを一度20℃まで冷まし、みそと溶いた生卵を投入。固まらないようかき混ぜながら、青のりも追加。最後に、火にかけると固まってしまうため湯せんで温めて、タレが完成。
豆腐は京都からお取り寄せ。湯豆腐には珍しく、鶏肉、きのこ、キャベツ、ネギ、三つ葉といった具材をたっぷりと入れて、総重量40kgの湯豆腐が完成。ちゃんこ長こだわりの湯豆腐タレのあまりのおいしさに、力士たちは爆食。「九重部屋の湯豆腐は一番うまい」「どこで食うよりもうまい」「カツオのうま味がやばい」「ただただうまい」と称賛の嵐。佐ノ山親方も「この湯豆腐のタレ売れるね!お金取れると思うよ」と大絶賛だった。
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