JO1『SUMMER SONIC 2024』初出演!MC最小限で大ボリュームの全11曲披露「絶対損はさせない。皆さんのことを誰より幸せにします」
2024.8.19 19:45JO1が、国内最大級の音楽フェス『SUMMER SONIC 2024』に初出演。8月17日(土)大阪・万博記念公園、18日(日)千葉・幕張メッセで熱いパフォーマンスを繰り広げた。これまでグループのワンマンツアーではバンドの生演奏と共にパフォーマンスを披露してきたJO1だが、夏フェスへバンドを引き連れて出演するのは今回が初めて。全11曲をバンド編成ならではの構成やアレンジで駆け抜け、JO1の真骨頂であるライブパフォーマンスを魅せつける2日間のステージとなった、オフィシャルライブレポートをお届け。
『SUMMERSONIC2024』1日目はブラックのハードな衣装で揃え、2日目は赤と白を基調とした衣装でメンバーがステージに現れると、まずはサングラスを掛けた白岩瑠姫が「Areyouready?Makesomenoise!!WeareJO1!」と観客を煽った。普段はクールに振る舞う白岩の野太い声に、序盤から並々ならぬ気合いがにじむ。華々しく1曲目を飾ったのは、川西拓実が作詞作曲を手がけた『HAPPY UNBIRTHDAY』。観客はファンクなビートに合わせて、さっそく体を揺らした。
『OH-EH-OH』ではメンバーの逞しい魅力に悲鳴が起こり、そのまま間髪をいれずに『SuperCali』『Trigger』のメドレーへ。さらに大きな歓声に包まれると、『SuperCali』では四つ打ちのダンサブルなパートを2連続で畳み掛けて観客を踊らせ、前半から攻めの姿勢を全開で見せていく。さらに、阪神タイガース『VICTORYDISCO』とのコラボ楽曲『TestDrive』でオーディエンスと声を合わせて一体となり、世界的DJとして活躍するR3HABがプロデュースを手がけた『EyesOnMe(feat.R3HAB)』では、音に乗せて自由に踊り狂うメンバーに乗せられるように会場もヒートアップ。静と動のコントラストを巧みに見せ、ステージを掌握した。
MCでは、観客と一緒に乾杯して自然に水分補給を促す、JO1らしい和やかな場面も。そして中盤では、今回のセットリスト中唯一のバラード曲として、川西拓実、木全翔也、金城碧海が出演している映画『逃⾛中THEMOVIE』の主題歌『Believe in You』をしっとりと歌い上げた。歌唱前には金城が、「もし何かチャレンジするときに踏み出す力がなかったら、ぜひJO1のもとへ遊びに来てください。絶対損はさせないです。皆さんのことを誰より幸せにします」と真摯(しんし)に思いを伝えた。
河野純喜の「サマソニ、愛してるぜ!」という叫びと共に突入した後半戦でもアッパーチューンを連発。ロングヒットを記録している『Loveseeker』では、会場のファンたちによる掛け声にメンバーも押し上げられ、ダンスや歌にアレンジを加えながら大盛り上がり。どんどん畳みかける熱いパフォーマンスと、重低音の響くサウンド、そして聴衆に有無を言わさないかのように巻き込んでいくライブ力に、気づけば会場の奥のほうまで集まった観客が手をあげて大熱狂。
続く『Walk It Like I Talk It』では豆原一成が「いくぞー!」と叫ぶと全身をフルに使った魂のダンスで魅了。StrayKidsの提供曲にJO1メンバーが歌詞を乗せた『YOLO-konde』では、ステージの端から端まで広がったメンバーに呼応するように観客がジャンプし、会場のボルテージは最高潮に。そして最後は、JO1がカバーリリースをしている『WOWWARTONIGHT~時には起こせよムーヴメント(JO1ver.)』で会場全体を揺らし、怒涛(どとう)のライブを締めくくった。
メンバーの自己紹介を挟まないほどMCを最小限にし、大ボリュームの全11曲を届けたJO1。灼熱(しゃくねつ)の中、気迫あふれるパフォーマンスは無尽蔵のスタミナを感じさせるフェス仕様のステージで、幅広い音楽ファンの心を掴んだ。JO1としては今年初の夏フェスの舞台となった『SUMMERSONIC2024』を圧巻のパフォーマンスで締めくくった。
9月には『ROCKINJAPANFESTIVAL2024』『KCONGERMANY2024』など、国内外の大型フェスへの出演も控えている。また、10月2日(水)には9TH SINGLE『WHERE DO WEGO』をリリースすることが決定し、11月からは全国4都市・全14公演をまわる今年初のライブツアー『JO1DERSHOW2024‘WHEREVERWEARE’』(読み:ジェイオーワンダーショーニセンニジュウヨンウェアエバーウィーアー)を開催する。
【ツアー情報】
『JO1DERSHOW2024‘WHEREVERWEARE’』