米倉涼子 苦悩を告白 ミュージカル『シカゴ』25周年を前に無念の降板

2022.9.29 11:50

俳優の米倉涼子が、自身が主演を務めるミュージカル『シカゴ』を降板することを発表した。理由は、急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害のため、身体的負荷の高い舞台出演へのドクターストップがかかったとしている。

同作は、11月に米ブロードウェイ、12月14~31日には東京国際フォーラム・ホールCでの公演を予定していた。

米倉涼子は「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音です。

今回お医者さまより身体的負荷の高い舞台出演は難しいという診断を受けました。それでもCHICAGOという夢の舞台の25周年記念公演、何としても出演したくて出来る限りのトレーニングと治療を日々頑張ってきたのですが、観てくださる方の心を揺さぶるコンディションには到底値しておらず、この度の苦渋の決断が大変悔しく、本当に残念です。

公演を心待ちにしてくださっていた皆様、関わってくださっていた全てのスタッフの皆様に、深くお詫(わ)び申し上げます。

私は志半ばで止む無く降板しますが、この作品はコロナ禍も越えて、アメリカのミュージカルとしてはBroadwayで最長上演記録を更新しています。その記念すべき公演を是非お楽しみ頂きたいですし、公演の成功を祈っています。

私自身は、この作品での次なる挑戦に向かってゆっくりまた歩き出していきたいと思います」と無念の思いを語った。

今年、entax取材班も、CM撮影などで米倉の元気な姿を見ていただけに残念な思いだ。

所属事務所によると、公演はブロードウェイ25周年記念トリビュート、CHICAGOオールスターズ・カンパニーとして、ロンドン・ウエストエンドのキャストを中心とした世界ツアーを続ける実力派メンバーにより、引き続き上演されるという。

また出演者変更に伴い、各プレイガイドでは希望者にチケットの払い戻しを実施する。

ブロードウェイミュージカル「CHICAGO」
公式HP:https://chicagothemusical.jp/

写真提供:©Desafío

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