滝沢カレン「小峠さんにも似ている」独特な感性で貴重な『国宝』をリポート

2022.11.14 16:30

モデルでタレントの滝沢カレンが12日放送の『全国ご当地ニュースバラエティー SHOWチャンネル』に出演。国宝が並ぶ博物館を訪問し、“滝沢ワールド”全開のリポートを披露した。

番組では、東京国立博物館の創立150年を記念して開催されている特別展『国宝 東京国立博物館のすべて』に潜入。“今さら聞けない…なんでこれが国宝なの?”と題し、展覧会を企画した研究員の案内で貴重な文化財の数々や国宝に登録された理由などを学びながら、滝沢ならではの感性と言葉で紹介した。

まず案内されたのは、1974年に国宝指定された『埴輪(はにわ) 挂甲(けいこう)の武人』。
姿形が非常に整っていて、保存状態がいいことから埴輪(はにわ)としては唯一の国宝となったという作品。鎧を身にまとい、右手に大刀、左手に弓を持っている勇ましい姿に「この姿形は生きていた人の?」という滝沢に研究員は「誰かモデルはいたと思います」と説明。すると滝沢は埴輪(はにわ)の顔を見て、「(バイきんぐの)小峠さんにも似ている気がする」と独特な感性をのぞかせた。

続けて滝沢が「これもスゴそう。バッグみたい」とリポートする約2000年前、弥生時代のものといわれている『扁平鈕式銅鐸(へんぺいちゅうしきどうたく)』や、「キレイなので武器だと思えない」という『太刀 銘 安綱(名物 童子切安綱)』など国宝の数々を見学。

そして浮世絵師・東洲斎写楽の代表作、重要文化財の『三代目大谷鬼次の江戸兵衛』(11月13日まで展示)の展示エリアへ。複製が可能な版画で描かれる浮世絵作品は、本物が他にも数点あるため希少価値が低く、国宝ではなく重要文化財という位置づけとなっているという。

研究員から「どこかで見たことありますよね?」と話を振られた滝沢は「いろんな所にいますよね。新宿のデパートとか」と滝沢らしいコメントで切り返した。また、歌舞伎の一場面を描いた作品ということで番組スタッフから「どんなシーンだったと思いますか?」とクイズを出題。すると滝沢は「なんか手を面白いところから出しているので、(上着を)肩掛けしているので、外に出ている最中だと思います。勢いで外に出たけど“ヤバい! 財布がない!”とか」と解答。正解は小悪党・江土兵衛が、お金を奪おうと顎を突き出してにらみつけた瞬間の絵だという。

最後に国宝を学んだ感想を短歌(5・7・5・7・7)にしたためることに。滝沢は「浮世から 国宝なっていますと伝えたい 時代を超えて 守ります」と5・11・5・7・5という独特の短歌でまとめ、「国宝をちゃんと見たのも初めてだったので、スゴく勉強になりました」とコメントし、リポートを締めくくった。

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写真提供:(C)NTV

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