金子貴俊「うーまーヴェリック!」 鳥取の希少食材『ねばりっこ』に感動
2022.11.19 19:00俳優の金子貴俊が19日放送の『満天☆青空レストラン』に出演。希少な“長いも”を収穫し、独特なねばりとその特徴をいかしたアイデアレシピに感激しっぱなしだった。
同番組に22回目の出演となった金子。今回は番組MCの宮川大輔と鳥取県北栄町を訪ね、この地域で品種改良された“長いも”の一種、『ねばりっこ』を収穫した。
『ねばりっこ』は、その名の通り一般的な長いもと比べねばりの強さが特徴で、種の育成から収穫まで3年を要する希少食材。この地域で古くから栽培されていた『砂丘ながいも』に、粘りの強い『イチョウイモ』を掛け合わせて作られた品種で、長いもと自然薯の間くらいのねばりがあるという。
早速収穫に挑戦した2人。『ねばりっこ』は、金子さんが「“ドラクエ”でいう“こんぼう”サイズ」と例えるほどの大きさ。大ぶりな“いも”を傷つけないよう丁寧に掘り起こしていく2人。収穫したばかりの『ねばりっこ』を丸かじりした金子は「うーまーヴェリック!」と独特な表現でおいしさを表現すると「口の中で“とろろ”になる。腸も喜んでる気がしますね」と、“食感”と“ねばり”に興奮。宮川も「いもの風味がものすごくおいしい」と絶賛した。
続いて2人は『ねばりっこ』を使ったアイデア料理を堪能。まず登場したのは、薄くスライスした『ねばりっこ』を、そのまま油で揚げただけの『ねばりっこチップス』。「長いもでチップスなんて初めて」という金子は、「めちゃくちゃ軽い。噛むとあとから“とろ~” っとして、あーうまい」と、感動するあまり体を小刻みに震わせていた。
他にも、短冊切りにした『ねばりっこ』を豚バラ肉で巻き、ハチミツや鳥取名物のらっきょうを使った特製の黒酢ダレに絡めた『ねばりっこの黒酢酢豚』や、だし汁にすり下ろした“とろろ”と卵を入れ、かきたま風に仕上げた『とろろ汁』と甘エビや小松菜がトッピングされた『とろろ飯』。
さらには蒸したとろろに中華風に味付けしたあんかけをトッピングした『ねばりっこのとろろ蒸しマーボー風あんかけ』と、ジャンルを超えたアレンジが次々ととびだし、金子は「脱帽、これうますぎる」と、『ねばりっこ』の優しい味わいと食感をいかしたメニューの数々に浸っていた。
最後に、平たいパスタの代わりとして輪切りに、またホワイトソースの代わりとしてとろろにした『ねばりっこ』で作る、『ねばりっこのラザニア風』を堪能した2人。和洋中、様々な楽しみ方ができる『ねばりっこ』に満足しながら、番組を締めくくった。