映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』ヒロイン役・畑芽育を単独取材 一番ときめいたのは意外なあのシーン

2023.3.3 07:00

映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(大ヒット上映中)とentaxがコラボ取材! ヒロインとして出演した畑芽育に単独インタビューを実施した。映画は、人気コミックを映像化した胸キュン必至の青春ラブストーリー。なにわ男子の高橋恭平演じる主人公・千輝くんと“片想いごっこ”を通して距離が近づく同級生の真綾役を演じた畑に、胸キュンシーン主題歌について、さらには自身の恋愛観についても話を聞いた。たくさん散りばめられた胸キュンシーンの中で一番ときめいた場面とは……。

(Part1~3の3/Part1はこちら、Part2はこちら

■特別感を自分だけに味わわせてくれたシーンにドキドキ

――映画の中では、ほっぺをムニッとされるとか、突然の手つなぎやハグ、お姫様だっこなどキュンキュンポイントがいっぱいあったと思うのですが、畑さんが一番ときめいたシーンはどこですか?

畑 本当にたくさんありますよね。

――千輝くんが自分のブレザーを貸すシーンもありましたね。

畑 そこが私、すごく好きなんです! 真綾ちゃんの制服が濡れちゃった時に、千輝くんが自分の大きめのブレザーを渡して無理やり着せるけど、どうする?というところ。2人は付き合っているわけではなくて微妙な距離感の中でそんなハプニングが起きてしまって、好きな人の大きめのブレザーなんて、着たいじゃないですか。憧れますね。特別感を自分にだけ味わわせてくれるという、千輝くん独特の優しさがそのシーンに詰まっている感じがします。

――実際に触れ合うのではなく、ですね。

畑 そうです。さりげないところが好きですね。

写真提供:©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
©亜南くじら/講談社

■ジャスティン・ビーバー夫妻のオープンなスタイルに憧れ

――畑さんご自身の好みのタイプを教えてください。

畑 怒らない人がいいです。とにかく優しい人。誰にでも分け隔てなく優しいのも素敵だと思うんですけど、私にだけしか見せない優しさだったり、私だけにはなぜか優しい、というのに気づいたら幸せなんだろうな、と思います(笑)。

――千輝くんみたいですね。

畑 そうですね。千輝くんみたいな人がいたらいいのかな。

――憧れの恋愛スタイルを教えてください。

畑 憧れは……ジャスティン・ビーバー! ジャスティン・ビーバーさんって、自分の奥さんのことをSNSに上げて全世界に配信したり、ラブラブなところをパパラッチに撮られてもお構いなしで、すごく堂々としているので憧れます。どうしても日本は(愛情を)隠す文化があるから、ジャスティン・ビーバーみたいに堂々と「俺の奥さんだぜ!」と自慢してくれる方がいたらいいなと思います。日本にジャスティン・ビーバーみたいな方……いないですよね。探します。

©entax

■好きな人には自分のことを「好きにさせます!」

――ヒロインの真綾は片想いの定義をリストアップしていましたが、畑さんが思う片想いの定義とは?

畑 好きな人のことを考えてごはんが食べられなくなったら、その人のことを本当に好きなんだろうなというのが、私の中の一つの基準でもあります。私が小学生の時に、ちょっと好きかも、かっこいいかも!と思った男の子がいて、その子のことを考えるとだんだん食欲がなくなってきたので、そのくらい胸がいっぱいになる体験ができると、片想いって楽しいのかなって。

――畑さんご自身は好きな人ができたらどんなアプローチをすると思いますか?

畑 好きにさせます! 私が自分からガツガツいけない、引かれちゃうんじゃないかと心配しちゃうタイプなので、自分からはさりげなく、ちょっとずつ押していって好きになってもらいたい。といってもうまくいったことがないし、この作戦を実施したことはないのですが(笑)。いつか好きな人ができたら、好きになってもらえるようがんばって、相手からのアプローチを待つ、というのが憧れです。

©entax

■主題歌を聴いた時は涙が出た

――映画は、なにわ男子さんの主題歌『Special Kiss』も素敵でした。聴いた時の感想はいかがでしたか?

畑 もう、すごく感動してちょっと泣きました。映画と主題歌って、ある種相乗効果みたいなものが生まれて物語が完成すると思うし、映像に主題歌が入った時の試写を観て、「やっと完成した!」という気持ちになりました。なにわ男子さんの『Special Kiss』が入った瞬間に、やっと完成したというか、ほっとした気持ちから涙が出たのかな。すごく嬉しかったです。

出だしからサビから高橋恭平さん祭りなので、そこも注目してほしいです。エンドロールの最後の最後まで観て欲しいなという気持ちでいます。

©entax

――最後に、これから映画を観る方へ向けてのメッセ―ジをお願いします。

畑 今回の映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は胸キュンシーンがすごく詰まっていて、ヒロインの真綾ちゃんと同年代の方が観てもすごく楽しいと思います。でも、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、どの世代が観てくださっても楽しめる、昔の気持ちを思い出したり共感できる部分があると思いますので、一度とは言わず、二度、三度、四度、五度……たくさん観ていただけたら嬉しいです。ぜひご覧ください。

【畑 芽育(はた めい)Profile】
2002年4月10日生まれ、東京都出身。NHK大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)などの出演を経て、先日放送されたTBS系ドラマ『Get Ready!』(2023年)7話の出演では衝撃のラストシーンが話題に。映画『森の中のレストラン』(2022年)に続きヒロイン役を務めた映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(2023年)が3月3日より大ヒット上映中。1st写真集(タイトル未定)が4月10日発売予定。

【作品情報】
『なのに、千輝くんが甘すぎる。』
大ヒット上映中

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾(畑芽育)。親友の小原知花(莉子)に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン・千輝くん(高橋恭平)に見られてしまう。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、“片想いごっこ”!
「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば?」。
片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分にだけ優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく…。そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメートの手塚(板垣李光人)に、秘密の関係を知られてしまい…。千輝、真綾の片想いごっこの行方は――?!

出演:高橋恭平(なにわ男子)、畑 芽育、 板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、箭内夢菜、鈴木美羽
原作:亜南くじら 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「月刊デザート」連載)
監督:新城毅彦
脚本:大北はるか
音楽:fox capture plan
主題歌:なにわ男子「Special Kiss」(ジェイ・ストーム)
配給:松竹
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/chigirakun-movie/
公式Twitter:@chigira_movie
公式Instagram:@chigira_movie

写真提供:©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
©亜南くじら/講談社
©entax

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