カズレーザー ”最新AIが進化しても、人の職は奪わない”という説に強く賛同

2023.3.29 08:30

『カズレーザーと学ぶ。』が3月28日に放送された。同番組はお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務め、知ればきっと人生が変わるような新知識を、新時代の知性派アイコン・カズレーザーと一緒に、最先端の研究者から学びまくる。

今回のテーマは『AIと量子コンピューター』。『世界的権威も衝撃を受けたAIの進化』、『経済効果推定70兆円!?だけど超難解!量子コンピューター』という2つの観点から講義を受けた。

『世界的権威も衝撃を受けたAIの進化』では、英国オックスフォード大学のマイケル・オズボーン教授が次世代AIの一つとして“ジェネレーティブAI”を紹介。これは子供が書いた簡単な家のスケッチから3Dの建築デザインを可能にするもので、「AIはクリエイティビティを高めるためにも非常に重要なツール」と説明。

続けて「重要な点は、(AIが)人の職を奪うのではなく、拡張していくものだと考えられることです」と付け加えた。この場合で言うと、最初のスケッチを人が描かなければ、3Dの建築デザインを生成できない。カズレーザーも「建物をデザインするとなったら、建物に関する勉強は必ず必要だったと思うんですよ」と切り出すと、物理計算や知識の部分をAIに行ってもらうことで「その人が持っているセンス プラスαが必要だったんですけど、プラスαをAIが代わりにやってくれるとなったら、よりセンスに特化した、建物に関する知識はなくても、もしかしたら素晴らしい建築物を建てる可能性がある」と予測した。

講義の最後に、カズレーザーは「AIを使って新しいクリエーティブなものを作っている人は増えている。どうしても人間の考え方はヒューマンor AIなんですよね。どっちか2択って考えるんですけど、そうではなくウィズAIで考えていかないと」とまとめ、「これAIにやってもらえばいいんだ。ここまだAIできないんだと判別したほうが有効に自分の時間をいっぱい作れるし楽しい社会だなって単純に思いますね」と前向きな考えを明かした。

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写真提供:(C)日テレ 

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