岡本知高 故郷・高知県で“奇跡の歌声”のルーツをたどる “内緒にしておきたかった素敵スポット”や地元・宿毛市も紹介

2023.5.26 11:45

5月26日よる11時25分から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』のゲストは“奇跡の歌声”と称されるソプラニスタの岡本知高。「自分の根っこが植わっている場所」だという故郷の高知県を訪れ、自身のルーツをたどる。

高知の郷土菓子“芋けんぴ”を頬張る岡本知高

2021年東京オリンピックの閉会式で、世界中に感動をもたらした岡本だが、この日はオーバーオールを着て、高知の郷土菓子“芋けんぴ”を頬張り、「高知へもんて来ました(帰って来ました)」と方言も使いながら、ありのままの姿で登場。ステージ上での凛とした姿が印象深い岡本だが、「僕にとってはこれが日常です」と笑顔を見せる。

自然豊かな高知への思いを語る岡本知高

まず訪れたのは、岡本が「本当は内緒にしておきたかった素敵なスポット」と話す、高知県の美しさを象徴する場所“にこ淵”。ここでしか見ることのできない、仁淀川(によどがわ)の“仁淀ブルー”に思い入れがある岡本は、オリンピックの時の衣装に“仁淀ブルー”を用いた理由を振り返り、「地元にいた頃は、豊かな自然というのが当たり前で、その価値も分かってなかった」と、都会に出て初めて気づいた思いを語る。

母校で恩師との再会を果たした岡本知高

そして、小学1年生から4年間過ごした特別支援学校を訪問した岡本。股関節の病気を患ったことで、親元を離れ生活していた当時を回顧し、仲間たちへの思いを涙ながらに告白。さらに恩師との再会も果たした岡本は、“自然と音楽のそばにいた”という40年前の記憶が鮮明によみがえり、思い出話に花を咲かせる。

地元の“宿毛(すくも)市”に向かう道中では、豊かで色鮮やかな自然の景色を眺めながら、季節や場所に合った歌を母と一緒に歌っていたことを思い起こし、「(物心ついた頃には)家の中に音楽がいっぱいあって」と、全てが歌につながっていたと話す岡本。思い出の地を巡る中で出身高校にも訪れ、「自分なんて才能もないし、なんの芽も出ないんじゃないか」と苦悩した日々を振り返りながら、それでも歌い続けた理由を告白。そして、人生の岐路に立つ後輩たちに熱いメッセージと、思いを込めた『Amazing Grace』を送る。

岡本の魅力が詰まった『アナザースカイ』は、日本テレビ系にて今夜11時25分から放送。

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写真提供:(C)日テレ

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