佐野勇斗　デビュー10周年「まだまだ今でも満足いってない」　自分で切り開く譲れない夢を告白

俳優で、5人組ボーカルダンスユニット『M!LK』のメンバーでもある佐野勇斗が30日放送の日本テレビ系『Google Pixel presents ANOTHER SKY (アナザースカイ)』に出演。今年でデビューして10周年の佐野が、葛藤と共に歩んだ日々を振り返り返った。

15歳でホームステイをしたニュージーランドを訪れ、「この10年、めちゃめちゃ長くて僕の中で」と芸能生活を振り返った佐野は、「東京出てきてすぐに、ドラマに出させてもらって。事務所も周りのファンの人たちもすごい期待をしてくれてたというか、“頑張らなきゃな”と思った」と、多くの作品に出演し、周囲や世間の反響で自身を鼓舞した日々を回顧。

しかし「何をやっても、すごい有名になるとかもなくて。“あ、やべー、自分、ここで止まっちゃうのかな”みたいな。昔から何をやるにしても2番くらいで止まっちゃうっていうのがトラウマで、何かそれもよぎったんですけど」と、大きな夢を抱いても、なかなか突き抜けられず、思うような結果を出せない自分がもどかしかったことを告白。

さらに、「自分の思っている目標が高いというのもあるんですけど」と話し、目標に追いつかない自分に対して「何かやっぱどこか“悔しいな”ってずっと思ってましたね」と、その頃の胸の内を明かしたが、それでも諦めるという選択肢はなく、「甘えてたら、“このまま何となくやって、何となく業界を去っていって、死んじゃう人生めっちゃ嫌だな”と思って、“自分で切り開いていかなきゃな”って」と、開き直り、できる事から始めようと動き出したという。

自分でチャンスをつかむために試行錯誤を重ねる中で、昨年は話題作への出演と自ら企画したInstagramの生配信が注目され、『タレントパワーランキング』『Z世代が選ぶトレンドランキング』1位に輝いた。それでも佐野は「まだまだ今でも満足いってないですし、もちろん役者としてもアカデミー賞取ってみたいし、それこそグループ『M!LK』では、絶対にドームツアーをしたいという夢もあります」と更なる夢を語り、締めくくった。

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写真提供：（C）日テレ