ロバート秋山　兄弟3人が家族旅行を取りやめた理由に　母が「なんて優しいんだろう」

お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次が16日放送の『おしゃれクリップ』に出演。スタジオには電話で母親が出演し、“見えない秋山の幼少時代”を明かした。

MCの山崎育三郎の大ファンだという秋山の母親がスタジオに電話で登場。山崎から「竜次さんはどんなお子さんだったんですか？」と訪ねられると、「小っちゃい時は本当におとなしくて、内向的な息子でしたよ」と答え、今とは想像もつかない性格に、山崎も「そうなんですね！」とビックリ。さらに、「人前に出るのは、後ろに隠れるような子どもだった」と話した。

山崎が「そんな竜次さんがお笑いの世界にいくって聞いたときはどういう気持ちだったんですか？」聞かれると、秋山の母親は「えっ！という感じで、賛成はあまりしませんでしたね。東京に行くことになるとやっぱり寂しいものですからね、離れていくのも。お笑いで大丈夫なんかなと思って」と当時の心情を語った。

続けて山崎から「今の活躍はどういうふうにご覧になってますか」との質問には、「すごくびっくりしてますね。ここまで苦労してきた甲斐（かい）があったんだろうな、よく頑張ったなと思います」と息子の活躍ぶりを称えた。

最後に山崎からお母さんがうれしかったこと、素敵なお話を伺いたいと問われると、「私の母が70歳過ぎにアルツハイマーになったんですね。今度別府にみんなで行こうってなった時に、私がみんな大変だから、おばあちゃんは預けて行こうとデイサービスに。そうしたら、3人（兄弟）が行かないって言うんですよ。“そんなことするんだったら自分たちも行かない”って怒って。それで私は“なんて優しいんだろう”って。その気持ちが、心がすごくうれしくって、（家族全員で）一緒に行ったといういい思い出なんですね。これが私の心から消えない」と一生の思い出を明かした。

秋山は、電話先の母親に「頑張るから、また帰ったら温泉でも行こうよ、別府でも」と話すと、「ありがとう」とひと言、母親も感謝の気持ちを伝えた。

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写真提供：（C）日テレ