NiziU “全員が作詞に挑戦“待望の2nd Album今月発売&初のスタジアム単独公演決定にMAYUKA「思い入れのある場所」
2023.7.20 18:009人組ガールズグループNiziUの全国ツアー『NiziU Live with U 2023“ココ!夏 Fes.“』東京公演が、東京・国立代々木競技場第一体育館にて4日間開催され、最終日に前作以来、約1年8か月ぶりの作品となる2nd Album『COCONUT』(7/19リリース)について合同取材が行われた。
■リード曲『COCONUT』はプロデューサーJ.Y. Parkも作詞に参加
メンバーのMAYAとNINAも今回のアルバムの中で「推し曲」に挙げているリード曲の「COCONUT」。MAYAは「夏らしい曲で振付けもかわいくてお気に入りです」とコメント。MIIHIはJ.Y. Parkと一緒にご飯を食べたときの話として「J.Y. Parkさんも作詞に関わってくださったんですけど、『ココナッツ』と『ココな!』という歌詞が言葉遊びとなって出てくるところがすごくユニークな歌詞なので、そこがうまく伝わるといいねというお言葉をいただきました」と会話したことを明かした。
また、RIKUはレコーディング時のパート振りの際「この曲の最後のラストサビに向かってのブリッジの部分に高音部分があったんですけど、どうしても挑戦してみたくて今回やらせてもらえることになりました」とうれしそうに振り返った。
「COCONUT」のミュージックビデオは、夏のバカンスに出かけるメンバーたちが描かれていてワクワクするようなカラフルな世界観が印象的。AYAKAが「歌詞に“無人島“という言葉が出てくるので、私の個人撮影のときに無人島っぽいセットをイメージのままにつくっていただいて、素敵なセットで撮影させていただき楽しかったです」と、撮影のときの様子を明かした。
■今回のアルバムでは新しい挑戦も多数!
今回のツアーでも披露されているアルバムの楽曲についてRIOは「かっこいいロック調の曲だったりパワフルな曲だったりかわいい曲だったり、たくさんの新しい自分たちの魅力が詰まっていると思います。ライブでは普段使わないような道具を使ったり、音楽でも新しいことに挑戦させていただいたので是非注目していただけたらと思っています」と見どころを語った。
アルバムに収録されているそれぞれの「推し曲」を聞かれると、MAKOは「私の推し曲は『Raindrops』です。ゆったりとした曲調で、梅雨の時期にぴったりなのでほっとした感じになると思う」とコメント。AYAKAとRIMAは、推し曲に「All right」を、RIKUとMAYUKAは「Love & Like」を挙げRIKUが「この曲はミュージカルっぽい楽曲になっていて今までに挑戦したことがない雰囲気なんですけど、ライブでの盛り上がりもすごいですし、メンバーの掛け合いとかもあるので聞いてて楽しんでもらえるんじゃないかな」と話した。
RIOとMIIHIが推し曲として挙げた「LOOK AT ME」はNiziU初のドラマ主題歌として日本テレビ系水曜ドラマ『こっち向いてよ向井くん』に起用が決まり、注目が集まっている。RIOは「初のドラマ主題歌でうれしい気持ちもいっぱい。ここまで『ちゃんと私を見て!』というラブソングは素敵だなと思う」と喜びを語り、この曲はNiziU初のラブソングということもあり、MAKOも「どなたが聞いても愛情が伝わるように振付なども意識して練習したり、歌詞の意味を考えながら一つ一つの言葉をかみしめて歌えるように練習を頑張りました」とこの曲への思いを語った。
■初回生産限定盤Bにはユニット曲を収録。初の作詞にも挑戦!
今回メンバー全員が作詞することになったいきさつについてRIOが「今回作詞してみたい!と志望してくれたのがMAYAで自然と全グループ全員がチャレンジしてみようとなった」と明かし、MAKO & AYAKA & MIIHIのユニット曲「LOVE YOURSELF」、RIO & MAYA & RIKUのユニット曲「secret」、MAYUKA & RIMA & NINAのユニット曲「JUMP」が完成した。
「LOVE YOURSELF」についてAYAKAは「私たち3人の性格がポジティブで、曲調も明るいので明るい歌詞を書いてみました。聞いてくださる方が明るい気持ちになっていただけたらうれしいです」と話し、MIIHIは「私たち自身(作詞が)初めてで戸惑ったんですけど、WithU(※NiziUファンの呼称)のみなさんに明るい気持ちになっていただきたかったので、何かたとえになるものがあればいいなと思って私たちは筆箱に語り掛けるように作詞しました(笑)。あとは天気を感情に見立てながらサビの部分を書いてみたんですけど、そういうところも是非みなさんに注目していただけたらいいなと思います」と、3人の独特な作詞エピソードを明かし現場をほっこりさせる場面となった。
「secret」についてRIOは「歌詞について、最初の部分は私、そして中間のサビはRIKU、最後のブリッジはMAYAとパートを振り分けて、一旦3人別々に考えて併せてみようとなったんですけど、2人とも英語をうまく組み合わせながら歌詞を書いてきてくれたので、雰囲気にも合いましたし、英語にすることで一気にカッコよさも増して3人でいいとこ取りしながらきれいに文字を合わせてつくりました」と話し、MAYAは「この曲は今までのNiziUにない大人っぽい曲調で、成熟した大人をイメージした楽曲になっているんですけど、歌詞は私たちがWithUに対して伝えたい気持ちだったりをすごくストレートに熱く書いています。3人で夜中まで『いい歌詞ないかなぁ?』って練り合って、すごくいい作品になったので是非みなさんに聞いていただきたいなと思います」と作詞過程を振り返った。
「JUMP」では、すべて英語で書かれた歌詞についてMAYUKAが「みなさんが盛り上がれる歌詞にしたいねってことで、まず題名から決まって、今回はかっこいい感じの曲だったので歌詞が英語なんですけど、英語が出来る2人(RIMAとNINA)がいてくれたので3日くらいで全部書きあがりました。私も『日本語でこの意味を英語に変えたらどうなる?』と2人に教えてもらって歌詞を書きました」とエピソードを明かし、NINAが「みんなで楽しく夜お菓子パーティーをしながら書いたり、朝早くからダンス室に集まって踊りながら書いたりしました。この曲には『もっと私のことを知ってほしい!私はスターだよ?』っていう意味が込めてあり『私のこと知っている?知っといたほうがいいよ。知ってるでしょう。ああ知ってるね?』っていう私たちを知ってくださる段階をお見せした部分があるので、歌詞は英語ですけど調べてみたら面白いと思うので興味を持っていただけたらいいなと思います。『JUMP』という言葉が何回か出てくるんですけど、みなさん一緒に跳ねていただいて、最高な盛り上がりで一緒に踊ってくださったらうれしいなと思います」と思いを語った。
■初のスタジアム単独公演も決定!「大きなWAVEをつくりたい!」
この日、ライブ終演のタイミングで9月17日(日)、18日(月・祝)に千葉県・ZOZOマリンスタジアムで「NiziU Live with U 2023 “ココ!夏 Fes.” -Stadium Special-」が開催されることが発表された。RIOは「スタジアムとなると今までのアリーナステージよりも、もっと広い空間になると思うので、もっとファンの方の近くに行けるようにたくさん花道などつくれたらいいなと思っています」と語り、NINAは「WithUのみなさんのペンライトで、きれいなWAVEが出来たらすごくいい景色なんじゃないかなと。是非見てみたい」と期待に胸をふくらませた様子で語った。
MAYUKAは「事務所の先輩のTWICEさんのスタジアムでのステージで花火が上がっているのを見させていただいて、私たちもいつかできたらいいな」との思いを明かし、続けて「スタジアム公演ですが、私たちが一番初めに有観客でライブを行った場所でもあって、本当にすごく思い入れのある場所ですし、今回はありがたいことに単独公演ということで本当にうれしい気持ちでいっぱいです。日本だけにとどまらずグローバルに活躍できるようなアーティストになれるよう、私たちももっと頑張りたいなと思います」と今後の目標についても熱く語った。
撮影:田中聖太郎
NiziU
ソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントによる日韓合同のグローバルオーディションプロジェクト「Nizi Project」より1万人から選び抜かれ誕生した9人組(MAKO、RIO、MAYA、RIKU、AYAKA、MAYUKA、RIMA、MIIHI、NINA)のガールズグループ。現在、全国7都市を巡る全国ライブツアー「NiziU Live with U 2023 “ココ!夏 Fes.”」開催中。全公演チケット完売も、千葉県・ZOZOマリンスタジアムでの追加公演(2日間)が決定。NiziU OFFICIAL FANCLUB「WithU」チケット先行受付中。