アニメ『呪術廻戦』“術師殺し”伏黒甚爾を演じる子安武人インタビュー&4話あらすじが公開

2023.7.27 20:30

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)にて連載中、シリーズ累計発行部数8000万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』(芥見下々・著)の、TVアニメ第2期『懐玉・玉折』が毎週木曜23時56分より、MBS/TBS系列全国28局にて絶賛放送中。

『懐玉・玉折』で、五条悟(ごじょうさとる)や夏油傑(げとうすぐる)らの前に圧倒的な身体能力で立ちはだかる“術師殺し”伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)を演じる子安武人のオフィシャルインタビューが公開された。難しさを感じながらも築き上げていった伏黒甚爾というキャラクターを演じてみての感想や、『懐玉・玉折』の見どころについて語っている。さらに、7月27日(木)より放送となる第28話(第2期4話)『懐玉-肆-』より、先行場面カットとあらすじが公開。

子安武人

子安は自身が演じているキャラクターの印象と、演じた感想について「プロの術師殺しであり、プロのヒモでクズ男であるところが描かれているなと思いました。ですが、演じるのは非常に難しいところがありまして…。アニメは原作を知らない方もご覧になる中で、第一印象がどう映るのかがすごく大切になるんですけど、結末が分かっていて演じるのが良いのか、それともひとつひとつ積み上げていった先のイメージが原作のようになれば良いのかは、全体を見ている監督含めアニメスタッフさん達が検討を重ねて判断していくものなんです。僕は原作を読んでいたので、どうしても先入観で、どうすればより彼の内面的なところや、人間臭いところが表現できるのかを中心に考えたんですけど、アニメではより彼のプロフェッショナルなところを見せていきたいのかなと感じました」とコメントした。

子安武人演じる伏黒甚爾

また『懐玉・玉折』の見どころを聞かれたところ「原作のカット割りが超カッコいいんですよ。アニメーションの動画を省いた原画のような感じがするんです。アニメーションはその間を埋めていくところがあるんですけど、今回は更にカメラワークやレイアウトに工夫や、アニメならではの描き方、演出をしているところもあったりするんです。なので僕も出来上がりを楽しみにしています」と語った。

最後に視聴者へのメッセージで「皆さんお待ちかねの話だと思いますし、第2期から見て面白いと思った方は、『劇場版 呪術廻戦 0』と第1期を続けて見ていくことも全然できる、初心者にも優しい作りになっていると思います。『懐玉・玉折』の結末がどうなっていくのか、ぜひ見ていただければと思います」と語った。

第28話『懐玉-肆-』
「帰ろう、理子ちゃん」夏油が天内に手を差し伸べたその刹那、最悪の事態が起きてしまう。ぼう然と立ち尽くす夏油の前に、伏黒甚爾が姿を現す。甚爾は夏油にこう告げる。「五条悟は俺が殺した」激昂(げきこう)した夏油は呪霊を召喚し、甚爾に畳みかけるが―。

TVアニメ『呪術廻戦』第2期
毎週木曜23時56分〜 MBS/TBS系列全国28局にて放送中
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
制作:MAPPA

キャスト:五条悟(中村悠一)、夏油傑(櫻井孝宏)
家入硝子(遠藤綾)、天内理子(永瀬アンナ)、伏黒甚爾(子安武人)

最強の2人 戻れない青い春
2018年6月、両面宿儺(すくな)を己の身に宿した虎杖悠仁。
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。
そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条悟と夏油傑。
呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。
依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の『護衛』と『抹消』。
呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。
後に最強の呪術師と最悪の呪詛(じゅそ)師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。

©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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