『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』プレミア試写会が開催 緊張しすぎた木村昴「日本に来て間もないので…」
2023.8.9 17:30原作の発行部数は全世界で5,000万部を超え、今なお世界中で絶大な人気を誇る『シティーハンター』。最新作である『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』が2023年9月8日(金)に公開を迎える。
そして8月8日(火)の夕方に開催されたプレミア舞台挨拶付き試写会では、昼間のプレミアイベント(詳しい記事はこちら)に引き続き、神谷明、伊倉一恵、沢城みゆき、堀内賢雄、南海キャンディーズ・山里亮太と、加えて、野上冴子役の一龍斎春水、ピラルクー役の関智一、エスパーダ役の木村昴、そしてこだま兼嗣総監督が登場。いち早く本作を観ようと詰め掛けた熱狂的なファンたちに大きな拍手で迎えられた。
神谷は「本日は大変な倍率な中、ここにいらして頂きありがとうございます。期待に応えられる作品になっておりますので、是非お楽しみください」と挨拶。伊倉は「獠、いつまでももっこりしていると100tハンマーお見舞いするわよ」と香の決め台詞をさく裂させ、一龍斎は「ねえ、冴子よ。みんなに会えてうれしいわ。今日はゆっくりしていってね」とこちらも台詞で挨拶し会場を沸かせた。
関は「僕も皆さんと一緒で『シティーハンター』の本当に大ファンで。たぶん声優業界でも一、二を争うファンじゃないかなと自負しております。スタジオに行く度に『シティーハンター』に出たいと言ったのにかなわずで、20年くらい経ってやっと出演できました。どんなふうに出ているのか是非、楽しみにしていてください」と出演できた喜びを語った。
続いて木村が「皆様本日はご来場くださり、誠にありがとうございます。あの…緊張しております。長きに渡り皆さんに愛されてきたすごい作品ですから…」と少し硬い表情で話すと、「やっぱり。しゃべり方少し変だもんね。緊張が伝わります」と関からツッコミが。会場大爆笑の中、さらに「なんで僕が(コメント)最後なんだろうなと思ってますけど…」と大げさにぼやき、「日本に来て間もないもので…」と場の笑いを誘い、最後は「まだ『シティーハンター』を観たことのない世代、僕らの世代がこの作品のバトンをつないでいきたい。とにかくめちゃめちゃ面白い作品になっております。心を込めて演じましたので、是非お楽しみください」と力強く締めくくった。
そして、木村が「最後」と締めた後にコメントをすることになった山里は開口一番「昴君、すごく気まずかったよ」と言い、木村は「あ…ごめんなさい(笑)」とすかさず謝罪するシーンも。
終盤、「シリーズの最終章の幕開けになりますが、いかがですか?」と聞かれた神谷は「前作で名台詞があったんです。その台詞は今回も出てきますから是非探してください。前作は評判がよかったんですけど、そこからなかなか作ってもらえなくて、だめかなと思ったら4年かかって新作ができました。是非続いていってほしいシリーズではありますね」と話し、それを受けてこだま総監督は「今回、最終章に突入したというのはこの先もあるというか、今回だけでは作りきれなかったということがあります。これからが最終章の始まりだと認識しています。でもこの先、僕がやるかどうかわからないんですけど…」と若干はぐらかした。
最後に登壇者を代表して神谷は「この作品は、ゲラゲラ、ワクワク、ハラハラ、ドキドキ、ジーンです。是非お楽しみください」と語り、大盛り上がりの中イベントは終了した。
『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は9月8日(金)全国ロードショー
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