WATWING(ワトウィン)単独インタビュー メンバー全員が“⾳フェチ” こだわったメジャーファーストアルバム発売へ
2023.8.29 18:00ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループで今⼤注⽬の『WATWING(ワトウィン)』は、オーディションを勝ち抜いた髙橋颯、鈴⽊曉、桑⼭隆太、古幡亮、⼋村倫太郎、福澤希空の 6 ⼈によって 2019 年 6 ⽉に結成したグループ。8⽉にはメジャーファーストアルバム『Where』が発売を控えている他、同⽉パシフィコ横浜で⾏われたライブは完売するなど、今勢いのあるグループ。entaxでは以前、メンバーの⼋村倫太郎には単独インタビューを実施したが、今回はグループとして初の単独インタビューを実施。後半は8⽉発売のアルバム『Where』についての魅⼒や苦労した点についてお届けする。
(前半は WATWING ならではの⾃⼰紹介。魅⼒たっぷりの掛け合いをお届け。)
――今回、メジャー1st アルバム『Where』をリリースされるとのことで、タイトルにはどんな思いが込められているのでしょうか。
八村倫太郎 “去年と今の僕たちは明らかに状況が違う” 去年は半年先に延期した Zeppツアー『WATWING TOUR 2022』があって、それが全然埋まらなくて。それをどう埋めようかって考えていたけど、そこから⾊々なものをへてZeppも埋まって、今⾊々なイベントに出させてもらったりとか、ありがたいことにこのアルバムを出させてもらったりとか、去年と状況が違うんですよ。この 2023 年もツアーで終わることが決まっているし。そんなことを考えると、僕らの夢は最初から東京ドームだけれども、その東京ドームとか、Windy(ファン)と⼀緒に描いている夢の中で“今どの位置にいるんだろう” “果たしてどこを⾶んでるんだろう”と。でも、僕らは⽬指している夢の、この道の「ここら辺にいるよ」というのを⽰したくないんですよ、僕らから。それはWindyが決めてくれたり、このアルバムを聴いてくれた皆さんに判断してほしくて。「Where」という、ちょっと強気な疑問系のタイトルをつけさせてもらったんですけど。今どこにいるかは、このアルバムを聴いてもらえればわかるし、全国ツアーで僕らのパフォーマンスを⾒てもらえれば 「WATWING は今ここにいるんだな」っていうのを、リスナーやお客さんに感じてもらえればと思っています。
―――今回のアルバムの発売への気持ちや聴きどころ、どんなところが“推しポイント”か?や苦労した点などを教えてください。
鈴⽊曉 僕は推しポイントが2つあるんですけど、まず1曲⽬のイントロ。この楽曲は Seihoさんというトラックメーカーの⽅に作ってもらったんですけど、テーマが「旅」ということで。旅の前って不安や楽しさがめちゃくちゃあるじゃないですか。その気持ちが⼊っていたり。あと、イントロというトラックだけを出せるとなった時に、めちゃくちゃみんなで喜んだんです。僕たち、1曲1曲の裏の⾳にめちゃくちゃこだわっていて。メンバー全員が⾳フェチというか。なので、制作から意⾒を⾔わせてもらいました。こだわった⾳作りになっています。
福澤希空 様々なアーティストの⽅々とコラボレーションできたことが、すごいなと思っていて。⾊々な⽅々がWATWINGために、1つになって。WATWINGは、「どういう⾒せ⽅で、こういう曲にしていこう」とかも 全部イチから話し合って作っていって、それを全部組み合わせての今回1つのアルバムだと思うので、様々な魅⼒が詰まっています。
古幡亮 アーティストコラボと同時に、僕らが制作に携わらせてもらっているんです。例えば僕と倫太郎でラップを書かせていただいたり、颯と隆太で作り上げた楽曲だったり、曉と倫太郎でゼロから曲を作ったり。あと今回、希空が初めて僕と⼀緒に振り付けを担当させてもらったり、本当にメンバー全員が制作に携わりました。ビジュアルの1つから全部。⾃分たち6⼈とアーティストの皆さん、制作の皆さんとセッションして完成できたアルバムです。
桑⼭隆太 僕は苦労した点なんですが、レコーディングがすごく難しかったです。前回に引き続いて今回もアーティストコラボをした⽅もいるんですけど、前回⼀緒にレコーディングをしたからこそ、より難しいことを求められた気がしていて。その期待に応えなきゃいけないというプレッシャーもあったりだとかして、難しかったです。僕の場合だとラップとかも結構多かったので、そういう部分ですごく苦労しました。(レコーディング時間は)個⼈的には、全体的にいつもよりちょっと時間かかったなと思っています。でも壁にぶつかっているというのは、すごく成⻑しているのかなと思える部分でもあるの で、楽しみにしてほしいです。
髙橋颯 全部良い曲なんですけど『Shine』という曲がすごく好きです。「今までにない楽曲」という表現はよく使われると思うんですけど、この曲は「今までにない楽曲」と使っても、本当に誰もが納得するような斬新なサウンド感です。イントロからコントラバスなどストリングスの⾳が急に⼊って、⾳質も含めて重厚感のある、世界観のある楽曲です。『The Practice of Love』という曲で、僕たち⾊々なところで歌わせていただいていて、アーティストコラボ第 2 弾の時も⼀緒にプロデュースしてくださったラッパーのKvi Babaさんにまたお願いさせていただいて、メロディーのセンス、リリックのセンスも光っていて、⾊々なワードが出てくるんです。「ゴッホ」「銀座のブティック」「蛾」というワードが出てきて、すごいな、独特だし、おしゃれだし、かっこいいなと。
⼋村 アルバムを作るという作業が、楽しくはあったんですけど、⼤変だなというのを実感しましたね。届いた楽曲を2⽇後にレコーディングするみたいなのは、今までそんなになかったので⼤変でした。他にパフォーマンスも…もう今、絶賛頭パンク中なんですけ ど。アルバムの制作だけじゃなくて、ありがたいことに⾊々なライブイベントとかにも呼んでもらっているので、その準備もしなきゃいけないし。だから、制作って⾊々なものと並⾏しなきゃいけないから、本当に忙しいんだなというのを、今までも制作していたはずなのに、今年すごくより実感してるんですよ。でもそれ、とてもありがたいことだなと。⾃分たちが去年よりも今までよりも、少しずつ成⻑して⼤きくなっている証なのかなという。⼤変なことが増えてきたというのは。だから、それほどに⾃分たちが熱量を注いできたアルバムなので。“聴き順”やデザイン含めても素晴らしいんですよ。
―――地⽅含むリリースイベントが開催されますが特に楽しみにされていることはありますか?
⼋村 みんなで⾔っているのは、まず「地⽅に⾏くの、すげえ楽しみだね」って⾔っていますね。曉の地元の仙台は、希空が「仙台のご飯おいしい。また⾏きたい」って⾔っているくらいだし。そんな希空も愛知出⾝なんですけど、愛知の飯もうまかったし、福岡なんて最⾼だし、今まで⾏ったことのない北海道にも⾏くんで。北海道の飯もうまいじゃないですか。亮の地元(⻑野県)にも秋のツアーでは⾏ったりするし。リリースイベントも今までよりも地⽅を回らせてもらえるので、それがすごいうれしいです。あとは、Windyにこうしたイベントで会えるのも久々なんで。リリースイベントの時って1週間単位とか、下⼿したら毎⽇レベルで会うんですけど、それが前回去年の暮れくらいだったので、そこから考えると全く会えてないなという感覚があるので、そもそも会うのが楽しみだなと。あと、地⽅でおいしいご飯⾷べて、そこでしかできないライブをするというのが楽しみです。
―――今後の⽬標を教えてください。
⼋村 元々グループの⽬標は、最初から東京ドームなんで。そこに早く⾏くために、最近⾊々なライブのイベントで呼んでいただけるので、それはすごくありがたいのと同時に、もっと⼤きいフェスとか⾳楽番組とかに出たいなぁというのは、今年と来年の⽬標ですね。⾃分たちが憧れているイベントや⾳楽番組、いっぱい出たいです。あとは、まずそもそもツアーを成功させる、そこへの気持ちも、もちろんあります。中国は、展開はしているけど、まだ⾏ったことないので早く⾏きたいなって思っていますし、SNSとかも海外からのコメントもあったりとかするので。⾃分たちが憧れている⼈たちは、世界で活躍している⼈たちが多いので、東南アジア・中国・アメリカとか…早めに世界に⾏きたいです。
【Profile】
WATWING(ワトウィン)は、ホリプロ初の男性ダンス&ボーカルグループを作るべく開催された「Star Boys Audition」を勝ち抜いた髙橋颯、鈴⽊曉、桑⼭隆太、古幡亮、⼋村倫太郎、福澤希空の6⼈によって 2019 年 6 ⽉に結成された。グループ名は、「WAT=WHAT(何)のスラング」と「WING=翼」から成り、「誰に何を⾔われようと、⾃分達の想いを貫いて⽻ばたいて⾏きたい」という思いが込められている。
■ 2023年8⽉30⽇ メジャー1st フルアルバム「Where」発売予定
・アルバムは全12曲収録予定
・リリースイベントを各地で開催
詳細は公式 HP
■ 2023年8⽉22⽇アルバム発売記念ワンマンLIVE『WATWING First Full Album One Man LIVE “Where to Forward”』を、WATWING 史上最⼤規模の『パシフィコ横浜』にて開催
■ 1stアルバム「Where」発売記念『WATWING Let’s get on the beat Tour』開催予定