ルービックス・キューブにショルダーキーボード…『怪盗グルーのミニオン大脱走』は80年代のアイテムに注目！

日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。

10月6日はバナナが大好きな黄色い不思議な生き物、ミニオンたちの大騒動を描く大ヒットシリーズの第3作『怪盗グルーのミニオン大脱走』が本編ノーカットで登場。
悪党をやめたグルーの前に、人類を脅かす新たな悪党バルタザールと生き別れの双子の弟が現れる…！？

本作で登場する、新たな悪党バルタザール・ブラットは大ヒットドラマで、世界の破滅を狙う悪役で大人気となったが、思春期になって番組は打ち切り。80年代のファッションとヘアスタイルで、かつて演じたままの悪党になってしまったのだ。

バルタザールの吹き替えを担当している俳優の松山ケンイチは、この役の見どころについて「1人だけ時が止まっているかのような、時代に取り残されてしまっているような感じですが、ある意味幸せな人だなと思えるところと、身体能力の高さ」と公開当時に語っている。

そんなバルタザールのために共同監督のエリック・ギロンは、80年代の音楽やファッション、ヘアスタイルを探ったそうで、“ヘアカット 80年代”で検索して出てきた髪型を組み合わせるという難題に取り組んだという。また、髪にあえて禿（は）げた部分を作って年齢と弱さを出し、共感性をもたせたのだとか。
他にもルービックス・キューブやショルダーキーボードなどの80年代を象徴するアイテムや音楽も続々登場するので注目したい。

番組後半には、短編アニメ『ミニオンのお仕事』と『みんなで模様替え』も放送。

【ストーリー】
世界最大のダイヤモンドが、盗み出された。犯人は元天才子役で、ハリウッドへの復讐（ふくしゅう）を誓い悪党になったバルタザール。悪党から足を洗い、反悪党同盟として働くグルーは、パートナーのルーシーとミニオンたちと共に彼を追い詰め、ダイヤモンドを取り戻す。しかしバルタザールに逃げられ、反悪党同盟の新たなリーダーとなったヴァレリーから捜査官をクビにされてしまう。

アグネスたち3姉妹はグルーたちを支えようとするが、グルーが悪党に戻る気がないと知ったミニオンたちは新たなボスを求めて家出。グルーは落ち込むが、そんな中、フリードニアに住む双子の弟・ドルーの執事が現れた。母から死んだと聞かされていた父親が本当は生きていて、ドルーを育てていたというのだ。家族とともにドルーの元を訪れたグルーは、彼のフサフサな金髪と豪華な家や車を羨むが…。大悪党だった亡き父から悪党失格だと言われて育ったドルーは、一流の悪党になりたいとグルーに懇願。その頃、バルタザールはグルーが取り戻したダイヤモンドを、パリの美術館から盗み出していた。一方、ミニオンたちはひょんなことから刑務所に入れられてしまい…！

『怪盗グルーのミニオン大脱走』（2017）
監督：ピエール・コフィン、カイル・バルダ
共同監督：エリック・ギロン
製作：クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
製作総指揮：クリス・ルノー
脚本：シンコ・ポール＆ケン・ダウリオ
音楽：ヘイター・ペレイラ
オリジナルソング＆テーマソング：ファレル・ウィリアムス

出演 （）内は声の出演、※は英語版
グルー：（笑福亭鶴瓶／※スティーヴ・カレル）
バルタザール・ブラット：（松山ケンイチ／※トレイ・パーカー）
ルーシー：（中島美嘉／※クリステン・ウィグ）
アグネス：（芦田愛菜／※ネヴ・スキャレル）
マーゴ：（須藤祐実／※ミランダ・コスグローヴ）
イディス：（矢島晶子／※デイナ・ゲイアー）
ヴァレリー：（いとうあさこ／※ジェニー・スレイト）
フリッツ：（山寺宏一／※スティーヴ・クーガン）
クライヴ：（宮野真守／※アンディ・ナイマン）
ニコ：（福山潤／※エイドリアン・シスカート）
ビーチガール：（LiSA）
ドルー：（生瀬勝久／※スティーヴ・カレル）

写真提供：（C）日テレ