木南晴夏 ヒロイン選考に落ち続け、芝居の形を変えたら大失敗…役者人生の長い苦労を振り返る

2023.10.23 11:30

俳優の木南晴夏(38)が10月22日放送の『おしゃれクリップ』に出演。今週スタートしたドラマ『セクシー田中さん』で主演を務める木南だが、過去、ヒロイン役のオーディションに落ち続けた苦悩の日々を振り返った。

およそ15年前に公開された映画『20世紀少年』。“ケンジ”とヒロイン“カンナ”が人類滅亡を阻止する奮闘を描いた作品に出演した木南は、「“カンナ”のお友だちの“小泉響子”って役やったんだけど、その時もカンナ役のオーディションを受けてるの、私は」と振り返り、「カンナ役のオーディション受けて、落ちてるんですよ。カンナ落ちて、友だち役っていうのを当てて。もうヒロイン落ちて友だち、ヒロイン落ちて友だちみたいなのがずっと続いて、“あぁ、もう、ヒロイン〜!”みたいな」と、なかなかヒロインになれなかった苦悩の日々を回顧。

続けて「“なんで私がヒロインになれないんだろう”と思って、オーディションのやり方とかも変えてみたりとかしたんですよ、ヒロインに選ばれたくて」と打ち明けると、「どういう風に変えたの?」と興味津々のMC山崎育三郎。木南は「“芝居をしない”とかね」と、話す時に身振り手振りを加え感情豊かに話すのではなく、節目がちに無表情でささやくように話すそぶりを見せ「みたいな感じでやると、友だちにもなれない、引っ掛かんない」と説明すると、山崎は「落ちちゃうんだ」とリアクション。

木南は「だから“友だちとして出た方が、まだいいや”と思って、またやり方戻したりして」と思い直したものの、「そうするとやっぱり友だち役で決まっていくというか。さすがにそれがずっとだったから、“向いてないのかな?役者自体”って思っちゃって」と、胸の内を告白。

「当時やっぱり10代とかって、“ヒロインばっかり注目が当たってるんじゃないか”と思っちゃってたんですけど。『20世紀少年』をきっかけにお声をかけてもらえるようになったっていうのがあって。“なんだ、友だち役でも見ててくれる人はいるんだ”ってなって、そこからマインドが変わったというか、お友だち役の楽しさを見つけた」と、映画出演を経て気持ちに変化があったことを笑顔で明かし、締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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