『ズートピア』キリンの毛は920万本!ディズニーの伝統を引き継ぐ“キャラクター表現”へのこだわり
2023.12.8 12:00日本テレビ系金曜ロードショーと、entaxがコラボレーション。金曜ロードショーのここでしか聞けない“とっておき情報”を紹介する。
12月8日は、“金曜ロードショーで見たいディズニー長編アニメーション映画”の中から、リクエストが多かった4作品が4週連続で放送される企画の最終週。『ズートピア』が本編ノーカットで放送された。
動物たちが暮らすハイテクな文明社会ズートピアを舞台に、立派な警察官になることを夢見るウサギの新米警察官・ジュディと、夢を忘れたキツネの詐欺師・ニックがひょんなことから手を組み楽園の秘密に挑む!
この作品では動物たちのリアリティを追究するというディズニーの伝統がしっかり受け継がれているという。監督やアーティストは動物のリサーチに18か月もの時間をかけたそうで、動物たちそれぞれの種類が持つ習性や生活、サイズなどのリアリティが作品の面白さに反映されている。
キャラクター表現において最大の挑戦だったのは“毛”だったそうで、羊のフワフワした毛、ナマケモノの硬い毛、透明なホッキョクグマの毛など、動物ごとに異なる毛が追究されている。
その本数は、女性のネズミの毛が『アナと雪の女王』のエルサと同じの約40万本、最も多いキリンだとなんと約920万本にも及ぶのだとか。
服を動物の体にフィットさせるのも重要なポイントで、服の下にある体毛に覆われた体の表現にも研究しつくされているという。
また本作には隠れミッキーがたくさん登場しているとのこと。まずは気のいいチーター・クロウハウザーの斑点模様に注目…!?
【ストーリー】
そこは、動物たちの<楽園>…のはずだった。
故郷の田舎町から憧れのズートピアにやってきたウサギのジュディ。彼女の夢は、「立派な警察官になって世界をよりよくする」こと。ある日、街で困っているキツネの親子を助けたジュディ。だがその正体は、詐欺師のニックたちであった。ダマされていたことへ腹を立てながらも、ジュディは挫けずにカワウソのオッタートンの行方不明事件の担当をみずから引き受ける。しかし、手がかりがほとんどなく、唯一の頼みの綱は事件の手がかりを握る詐欺師のキツネ、ニックだけ。最も相棒にふさわしくない2人だったが、互いにダマしダマされながら聞き込み調査を開始した。ところが、2人を待っていたのは、ズートピアで何かが起こっていることを予感させる衝撃の光景だった!
果たして、ジュディの夢を信じる心は楽園の秘密を解き、世界を変えることができるのか?
『ズートピア』(2016米)
監督:バイロン・ハワード, リッチ・ムーア
共同監督:ジャレド・ブッシュ
製作:クラーク・スペンサー
製作総指揮:ジョン・ラセター
ストーリー:バイロン・ハワード, ジャレド・ブッシュ, リッチ・ムーア, ジョシー・トリニダード, ジム・リアドン, フィル・ジョンストン, ジェニファー・リー
脚本:ジャレド・ブッシュ, フィル・ジョンストン
編集:ファビアンヌ・ローリー, ジェレミー・ミルトン
音楽:マイケル・ジアッチーノ
アソシエイト・プロデューサー:ブラッドフォード・S・シモンセン, モニカ・ラーゴ=ケイティス
ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー:スコット・カーサヴェイジ
プロダクション・デザイン:デヴィッド・ゲッツ
声の出演()内は英語版
ジュディ・ホップス:上戸彩(ジニファー・グッドウィン)
ニック・ワイルド:森川智之(ジェイソン・ベイトマン)
ボゴ署長:三宅健太(イドリス・エルバ)
ベルウェザー:竹内順子(ジェニー・スレイト)
クロウハウザー:高橋茂雄<サバンナ>(ネイト・トレンス)
ライオンハート市長:玄田哲章(J・K・シモンズ)
ガゼル:Dream Ami(シャキーラ)
フィニック:白熊寛嗣(トミー・“タイニー”・リスター)
フラッシュ:村治学(レイモンド・S・パーシ)
マイケル・狸山(日本版オリジナルキャラクター):芋洗坂係長