【先週読まれた人気記事】『世界一受けたい』“プロペラのない風力発電”の最新技術に、羽鳥慎一「もうすぐ通販で買えるんじゃないですか」と驚き

2024.1.20 11:15

古今東西の名物講師が登場し自ら“使える学問”を講義する『世界一受けたい授業 2024年 古い常識をアップデート2時間SP』が1月6日に放送された。『2024年 年始めに古い常識をアップデートTOP6』という講義では、専門家がこれまでの常識をくつがえす新たな知識や情報をランキング形式で紹介した。

第3位にランクインした『医療』に関する話題では、専門家が最新の医学にまつわる常識を紹介。すり傷など軽いけがの処置では、傷口の消毒をしないことが推奨されていると明かした。救急医療の現場でも約20年前から消毒をしない治療が主流になっているそうで、消毒をすることで、これから再生しようとしている細胞や組織まで傷つけてしまう恐れがあるのだとか。軽い切り傷の場合は傷口を十分に洗ったうえで、体液をむやみに拭き取らず創傷保護剤を貼ると良いそうだ。

第2位で登場したテーマは『食品』。この講義では、食品にまつわる技術の進化が紹介され、食あたりにならないカキや、大豆ではなくキノコを使った代替肉の生産方法について専門家が解説を行った。近年は、食品の品種改良にかけられる期間が大幅に減少しており、野菜であれば10年、水産物であれば30年と多くの時間を要していた品種改良がゲノム編集により10分の1ほどの長さで実現されるようになったそうだ。その結果、肉厚かつ少ないエサで成長する真ダイなどが開発されたのだという。

そして第1位に選ばれたのは『日常生活の最新技術』に関する話題。まず取り上げられたのは、日本の高齢化と人手不足に悩むバス業界で注目されている『自動運転バス』の技術で、国内の一部地域では既に運転席のない自動運転バスの運用が始まっていることが紹介された。このバスは障害物があればセンサーで感知し停車するため安全面もバッチリなのだという。

続いて紹介された最新技術は、プロペラのない風力発電。プロペラではなく円筒を発電機に使用することで、台風などの強い風でも発電ができるようになったのだとか。音も静かなため、街中などでの設置もすすんでいるようだ。さらに風力発電が発達しているスペインでは、風の振動で発電するスティック型風力発電機が開発され、1台約3万円ほどの低価格で生産されていることが紹介された。耐久性にも優れているそうで、俳優の風間俊介は「一家に1台じゃないですか」とコメント。フリーアナウンサーの羽鳥慎一も「もうすぐ通販で買えるんじゃないですか」と期待を寄せた。

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写真提供:(C)日テレ

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