≠ME、5周年記念コンサートを開催!新曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露
2024.3.5 12:55快晴に包まれた2024年3月3日(日)、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)が、グループの5周年を記念した≠ME 5周年コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を東京都・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナで開催した。
≠MEにとって初のアリーナ単独公演となる本日、Overtureではこれまでの5年間の集大成とばかりに、会場のファンから大きなコールが響き渡った。メインステージから光が差した先のセンターステージに冨田が登場。ダークなピアノの音がゆっくり流れると、「天使は何処へ」を独唱。「おおー!」と歓声が起こる中、頭サビを歌い上げると、アレンジされたダンスナンバーがスタート。メインステージからは、ポップアップで勢いよくメンバーが飛び出して登場し、会場を驚かせた。続く「チョコレートメランコリー」では全員がセンターステージへ。迫真のパフォーマンスを見せたかと思うと、菅波・谷崎のセリフに歓声が沸いた。続けざまに櫻井がマイクスタンドを手にすると、センターステージが高くせり上がり、桃色の照明で照らされる中センターを務める「桃色デイブレイク」で美声を轟かせる。さらに永田センターの「ワタシアクセント」では炎の中で迫力のダンスパフォーマンス、「アンチコンフィチュール」ではグリーンのレーザーで壮大さを演出したかと思うと、最後の決めポーズはそれぞれセンターを務める楽曲のポーズをとり、エモーショナルさも演出。蟹沢が「ノイミーのこと、愛してるかー!」と煽ると会場のボルテージが一気に上昇。ダンスナンバーにのせたノリノリの自己紹介ではファンからの名前のコールが起こると最後には河口の「まだまだ声出せるー?」を合図に「ノイミー!ノイミー!」と特大コールに包まれた。 オープニングを大胆に飾ったダンスナンバーとは雰囲気を一変させ、蟹沢・川中子・櫻井・冨田の4人が「月下美人」を熱唱したかと思うと、河口隊長を筆頭に尾木・落合・菅波の 4 人が客席通路に登場。「こちらハッピー探検隊」では恒例になった「雰囲気イリュージョン」のコーナーでは河口が真っ二つになる驚きのイリュージョンに加え、センターステージからメインステージへと瞬間移動を成功(?)させ、ハッピーな空間に包まれた。
続くコーナーは2人ユニット。昼公演では鈴木・谷崎の映像から「サマーチョコレート」がスタートすると「ひぃちゃん!さややん!ひぃちゃん!さややん!」と、とびっきり可愛い空間に。ねこみみをつけて登場した永田と本田の“しおみる”ユニット「2 時半ろけんろー」ではにゃんにゃんコールでファンを楽しませた。会場を真っ赤なペンライトに染めた「ピオニーズ」を歌唱する蟹沢と冨田は、手を繋いで見つめ合う姿で魅了した。
夜公演では、なんとメンバーと曲順をシャッフルしてユニットを披露。「2時半ろけんろー」を鈴木・谷崎 が、「ピオニーズ」を永田と本田、「サマーチョコレート」蟹沢と冨田がオリジナルの衣装でパフォーマンスし、歓喜のあまり絶叫にも似たファンの声が響き、≠ME にとって初の試みで進化を見せるとともに、会場を大いに沸かせた。スクリーンにはピンク色で「WARNING」と書かれ「超絶可愛い注意報が発令されました!皆様直ちに避難してください!」とアナウンスが流れると、鈴木の「ちゅーする?」を合図にメンバーが会場通路に設置され たお立ち台に立ち、「想わせぶりっこ」を客席間近でキュートにパフォーマンス。本田センター「てゆーか、みるてんって何?」ではトロッコに乗ってファンに手を振りながら会場を周回。歌詞に合わせたペンライト振りに、「ポニーテール キュルン」でのガチ恋口上とファンも休む暇なくメンバーに応えていく。楽しげな映像を挟むと、「ヒロインとオオカミ」MVでお馴染みのオオカミ耳をつけたメンバーがポップアップで飛び出しステージに再登場。キュートな振り付けで魅了した。
さらにこれまでの軌跡を回顧するメンバーインタビュー映像で会場一体がエモーショナルになったなか、 今度は水色の衣装に着替えたメンバーが登場。MVが公開中で話題の、3月20日(水)に発売する1stアルバム「Springtime In You」のリード曲「ラストチャンス、ラストダンス」をコンサート初披露し、桜の映像と 共に春らしく温かい空間に包まれた。新曲披露にここまで MC を挟まずノンストップで続くコンサートもさらにヒートアップし、「す、好きじゃない!」・「はにかみショート」・「初恋カムバック」とたたみかける。
終盤に差し掛かる「まほろばアスタリスク」ではせり上がったセンターステージで渾身の歌声とダンスを披露。大サビではキャノンが発射されるサプライズも。
MCに入ると、一人一人順番に思いを話す場面が設けられた。
蟹沢 改めまして今⽇は有難うございます。
楽屋でも本当にしょっちゅう⾯⽩いことがある度に皆で笑いあったりとか、ミュージックビデオも暑かったり 寒かったりキャーって⾔いながら、それをみなさんに毎回報告したくなるんです。ずっと5年間。私達は⻘春 の楽曲を歌わせていただくことが多いんですけど、その届ける歌の物語の、その奥でも私達とみなさんとの⻘春がずっとずっと築かれているんだなって思って、本当に愛おしく思います。6年⽬もそんな皆さんと⼀緒に 最⾼の⻘春をこれからも過ごしていきたいなと思います。本当に有難うございます!
永⽥ 本⽇は本当に有難うございます!先程の「ポニーテール キュルン」、「初恋カムバック」のみなさんの ガチ恋⼝上を聴いていると、本当に嬉しくて、涙が出そうになっちゃって、こんなに時間が⽌まって欲しいなと思うくらい⼤切な時間をみなさんと過ごせて本当に嬉しいです。有難うございます。そして⾃分の話で恐縮なんですが、6年⽬は私⾃⾝ 20 歳になるということで、グループにとっても、もっと⼼強い存在になれるよう、もっともっと頑張っていきたいと思います。6年⽬もよろしくお願いします。有難うございました!
本⽥ 私達の活動は、本当に皆さん無しではならない、皆さんありきでの私達です。 本当にこんなにたくさんの⽅が私達のことを愛してくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。6年⽬もみなさんのことをたくさん幸せにできるよう精⼀杯頑張ります。有難うございました。
川中⼦ 私が今まで≠ME を続けてこれたのは、いつもどんな時でも応援してくださって、あたたかい⾔葉をかけてくださった皆さんがいたから、そして、どんな困難も⼀緒に乗り越えて、いろんな時を笑いあって過ごしたり、⼤好きなメンバーがいたからここまで続けてくることができました。本当に、みなさんに、みんなに感謝しています。有難うございます。
⾕崎 横を⾒れば⼤好きなメンバーがいて、前を⾒れば応援してくださるみなさんがいてくれる、そんなこの場所が本当に本当に私は⼤好きです。私、今本当に⽣きていて今までで⼀番幸せだってすごい感じているから、そんな幸せをこれからも皆さんといっぱいいっぱい更新していきたいです。本⽇は本当に有難うございました!
菅波 この5年間を振り返ると、今まで⽴ってきたステージとか、みなさんのお顔とか、かけがえのない思い出がたくさんあります。本当に本当に毎⽇有難うございます。いつも⽀えになってくださって、私のことを好きでいてくださって、≠ME を好きでいてくださって嬉しいです。6年⽬もついてきてくれますかー?有難うございます、約束です!これからもよろしくお願いします!
落合 私の「希来⾥」という名前は両親が、キラキラ輝く⼈⽣になるようにと付けてくれました。今、まさに夢だったアイドルになり、こうして 360 度ペンライトに囲まれて、そしてみなさんの愛に囲まれて、私達は、私は、輝くことができています。これからも、みなさんと⼀緒に、成⻑しながら、愛をもらいながら輝き続けられる存在でいられたらなと思います!6 年⽬も私達についてきてください!今⽇は本当に有難うございました!
河⼝ この5年間本当に本当に毎⽇が楽しくて、それって周りの⽀えてくださっている⽅々がとてもとても優しいことと、メンバーのみんなが本当に本当に⼤好きで、こんなに⼤好きな⼈ができたことが嬉しくて、本当に出会えてよかったなって思います。また、ファンの皆さんが、こんなにアイドルさんがいる中で⾃分のことを好きになってくださることが、本当に本当にすごい事だなと思っていて、すごく嬉しいです。これからも≠MEの応援をよろしくお願いします!本⽇は有難うございました!
尾⽊ 5 年前の合宿の⽇から、誰もいない客席が本当に怖くて、飲み込まれそうですごく寂しく感じるんですけど、逆に皆さんが居てくださるステージは、いつも本当に本当に幸せで、本当に終わってほしくないなって思う時間です。それは変わらずにいつも皆さんがそこに居てくださるからだと思います。いつも照らしてくれてありがとう!私たちをアイドルにしてくれてありがとう!これからもずっとずっとそばに居てください、⼤好きです!6 年⽬もよろしくお願いいたします。
櫻井 今⽇が終わっちゃうんだってとっても寂しい気持ちでいっぱいなんですけど、こうして⼤きなステージに ⽴たせていただいて、こんなにもたくさんの⽅と私たちは愛という気持ちでつながって集まっているんだなってあらためて実感しました。本当に幸せなことだと思うので、これからももっともっと重ねていきたいと思います。6年⽬もよろしくお願いします。みなさん⼤好きゅんです!
鈴⽊ ⼀度は諦めかけたアイドルの夢。そんな私にもう⼀度チャンスをくれたのは≠ME でした。最初は全然⾃信がなくて、でも⽀えてくださる皆さんがいてくれたからアイドルとして存在していていいんだって思います。≠MEとしてどこまでいけるのか、私は試したみたいです。皆さん、ついてきてくれますか?≠ME、そして鈴⽊瞳美を⾒つけて、⽀えてくれて、応援してくれて本当にありがとうございます。これからも⼀緒に幸せになろうね。
冨⽥ ≠MEに出会えたことも、≠MEとして皆さんに出会えたことも本当にどれもすべてが運命だったように感じています。そして今⽇、みなさんと時間を過ごして思ったことがあります。私はアイドルになれて本当に よかったって思います。それはみなさんがそう思わせてくれました。そんな⼤好きな皆さんを私たちが世界⼀幸せにできるような、グループになれるように頑張っていきますのでこれからも応援よろしくお願いいたします。
スクリーンに 22 時を指した時計が現れると、シンデレラが時間に帰ってしまうかのような演出で「デートの後、22 時」がスタート。明るい多幸感あふれる中、本編が幕を閉じた。
会場にノイミーコールが響く中、アンコールは、昼公演ではグッズ T シャツ・夜公演ではグッズパーカーに着替えたメンバーが再登場。川中子センター曲「君はスパークル」の歌声が響くと会場には大歓声が響き、「自分讃歌」ではトロッコでファンの近くを周り、共にピースフルな空間を作り上げた。メジャーデビューを飾ったデビューミニアルバムのリード曲「秘密インシデント」は「≠ME 5th ANNIVERSARY」の文字が映し出されるスクリーンをバックに披露され、メモリアルな演出とファンの掛け声で一体感をアピールした。
夜公演では最後の楽曲に移ろうとすると、「ATTENTION」の文字が映し出され、全国ツアーとして『≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」』の開催が発表された。開催地はメンバーの出身地を凱旋するツアーとして、これまで行ったことのない鹿児島県などを含む全国8会場が発表された。ツアーファイナルとなる7月15日には横浜アリーナでの開催が発表され、リーダーの蟹沢は「初の凱旋ツアーで、メンバーの出身地を回れるということで、そして、ファイナルには横浜アリーナでの開催ということなんですけど、春から夏にかけて、みなさん楽しみがたくさん待ってます!≠MEと最高の季節にしましょう」と満面の笑みで話した。
冨田から「じゃあ、もういくしかないですよね?みなさん準備はいいですかー?それでは行きましょう!」と振りがあり、初のオリジナル曲である「≠ME」がスタート。お馴染みとなった「好きだー!」と叫ぶシーンでは、本公演で一番の叫びが轟き、5年という節目のコンサートを記念すべき曲で締め括った。
最後にリーダーの蟹沢から「私たちから皆さんが見える夢のようなこの場所で、また必ずお会いしましょう!」と深々とお辞儀をした後、ステージ上部へ登ると、全員横一列で手を繋ぎ、マイクを外した声で「本日は本当にありがとうございました!」と挨拶し、祝祭感あふれる中終演を迎えた。
〈MVはこちら〉
2024 年 3 月 20 日(水)発売 1st アルバム「Springtime In You」
リード曲「ラストチャンス、ラストダンス」Music Video(≠ME 公式 YouTube)